その関連性はともかく東京2020五輪開幕と共にやってきた第5波

まだピークの見えない第5波

第5波は技能実習生や留学生にも感染拡大中の模様

在留外国人へも感染拡大している模様です。
お盆休み中にそれぞれが恋人や親戚、友人を訪ねたことにより、部屋での飲酒を伴う宴会などによって、濃厚接触がそこかしこで発生してしまったものと想われます。

その後、お盆明けに元の集団生活の場である会社の寮へ戻ったときにウィルスが持ち込まれてしまったのでしょう。

技能実習生も留学生も彼らはルームシェアが基本となっています。
恵まれて個室があったとしても炊事場や浴室トイレは共有だったりします。
その生活圏で陽性者が発生すると、どうしても同居人は濃厚接触と判断されてしまうことから、本人の自覚はともかく検査をすることで陽性者が連鎖的に発生しているのが今の状況です。

陽性者や濃厚接触者は、自宅での養生と隔離が基本のようですが、中には保健所が手配するビジネスホテルでの隔離と待機を要請されて、そこで養生している技能実習生や留学生もいるようです。

異国の地で体験するこのパンデミック
それなりの金銭と若い貴重な時間を費やしての在留期間にもかかわらず、思うように活動できず、思うように出入国もできない技能実習生や留学生たちも本当に大変だと思われます。

ここにきて空気感染の認識が広まってきた

ラムダ株だかしらないけど、これも旧型の新型なのか、新型の新型なのか、変異型ウィルスはどこまでが変異でどこからが新型なのかよくわかりませんね。

ですが、ここにきて感染力の強いコロナウィルスが猛威を奮っていることは間違いなさそうです。

もう密とか飛沫とかのレベルではなく、空気感染が普通に認知されて定着化しつつありますね。

そうなってくると、マスクのフィルターでウィルスがどれだけ防げているのやら。
まあ、科学的に考えて、余裕ですり抜けているでしょうね。
無いよりはマシといったところか。

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感染者数のイメージ

この第5波までの感染者の増えたり減ったりのグラフだけど、その波の傾向として、北半球の同緯度あたりの国々は似たような波形なんじゃなかろうか。

もう少し仮定すると、気流の流れの通過地域の感染者数の増減の波形は似たような感じになっているんじゃないかな。

北半球だとジェット気流とか偏西風とかが有名よね。
そういう気流って、季節によって流れというか蛇行が変化するので、感染地域が少しずつ変化していくのかもしれません。

ほら、花粉や黄砂も飛んで来るんだからさ。
ウィルスだってね。

chimoyan.com


勿論、人の流れもあるんだろうけど、大きくは気流が影響しているんじゃないか、と思っているちもやんでした。

抗体保有者が増えると人流にクラスターが増えるという矛盾

んで、この人流による感染ですが、どうしてもトレードオフ(二律背反)があります。
過去の感染者やワクチン接種による一定の抗体を獲得した人々は感染しても症状が悪化しにくいとされています。
また、その為の国家レベルの集団ワクチン接種でもあるわけですが、これは感染防止ではなく、感染による症状の悪化防止なのです。

そうするとどうなるか。

これまでは家で寝込んでいたであろう人もこの抗体で症状が抑えられることにより、いわゆる本人の自覚レベルでは無症状ということもあって、通常の社会生活を送ってしまうとうことが容易に考えられます。

そういう意味では新型コロナウィルスの初期より、人流の中におけるクラスターの存在は増えているといっても過言ではないでしょう。

だからワクチン接種が進んだ国であろうが、感染が一巡したと思われる国だろうが、この感染者の波はこうやってだんだん大きくなっていくのだと思われ、第6波や第7波はおそらく今の第5波より大きくなると思って間違いなさそうです。

個人レベルでは日常生活で免疫を低下させない自助努力しかないよね。 
免疫力に萌愛を。