萌愛シアター(2024年2月編)

2024年2月も映画館へ萌愛でGO! ※ネタバレあり

カラオケ行こ!

タイトルと予告編を凌駕する面白さやったわ。
いい意味で裏切られてしまいました。

映画は関係者の工夫次第で面白くなるんだという典型例やわ。
久々に映画館で笑ってもうた気がする。
極道と思春期がかもしだす緊張と緩和というお笑いの基本やったからかな?

舞台は大阪なんやけど。
劇中、なんか大阪の街並みらしさがないなあと。
どっかで見たことあるなあ?あれ?甲府のあの南銀座ちゃうん?
確かにあの撮影が憚られる雰囲気の街並みは大阪のディープを感じさせるわ。
エンドロールで確認するとやっぱりやん。

紅の天丼にも笑わせられ、食傷気味になったところで方向転換。
おっとそうもってくるのかと感心させられた。
とっても遊び心のある映画でした。

狂児の命名エピソードとか大阪下町あるあるやわ。
その狂児の腕の聡美という刺青のラストに組長の粋を感じるね。

身代わり忠臣蔵

そのまんまムロツヨシ
ふざけているけどストーリーはちゃんとしていた。
本当は討ち入りなんてしたくない大石内蔵助の雰囲気はリアルでした。
立場上、転職できない下級武士たちに担ぎ上げられてしゃあないねんと。
実際、多分にそういう理由はあったろうと思われる。

最後に自らの首を差し出そうとするムロツヨシはちょっと潔すぎ。
俵に塩漬けされた兄のことを知った上でのひと芝居でしたの方が説得力あったかも。

梟 フクロウ

設定が面白いよね。
盲目なんだけど闇夜では少しだけ見えるという。
殿上人の世界の見てはいけないモノを見てしまうというやつ。

中盤から面白くなるんだけど、一方で盲目だけど闇夜なら僅かばかり見えるという最初の設定はどこへいったんだと言わんばかりの城内を走り回るアクション展開へ。

さすがに床に落としちゃった針は見えんでしょ~。
そんなん近眼の人でも見えんわ。
夜目があまりにも利きすぎて驚きのスキルになっている。
まあ、おもしろかったからいいんやけど。

ビヨンドユートピア 脱北

リアリティがないところがリアリティ。
子供の無邪気さや緊張感のない家族のシーンが逆にリアルでした。

北朝鮮から亡命する5人家族に密着。
80歳を過ぎたお婆さんが山やジャングルを踏破していく。
火事場のクソ力というものはすげーな。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

定番の少年兵と少女兵の発情期物語。
戦争が長期になるときっと多子化社会になっているんやろうね。
人間の防衛本能で子沢山というやつか。

結局、最前線で命のやりとりをさせられるのは洗脳教育された少年兵。
戦とロボットの違いというだけであり。

オノゴロ島とかタケミカヅチ級とか日本神話の固有名詞があちこちにあったな。
主人公もキラ・ヤマト
准将って、若いのにエライ大出世やん。

SEEDは観たことなくて、この映画が初見。
正直、ストーリー設定はよくわからんかったわ。
でも、終盤で無双していたズゴックで大満足。

百式ゲルググも出てたな。
盾が武器でギュルギュル回転するギャンみたいなのも。

あとがき

日経平均株価が萌愛ですな。
新NISAがスタートして2ヶ月も経ずに日経平均のバブル期最高値を更新。
やればできるものであっさりと。

実態と乖離しているのか、実態があとから追い付いてくるのか。
まあ、どっちの可能性もあるやろうね。

というか、期待インフレ率と金利でいうと日本はやっと金融緩和になっている。
これまではゼロ金利だろうがなんだろうがデフレやったからね。
金利がゼロでもインフレ率はマイナスのデフレやったらから現預金が確実でした。
今やっと、インフレ率が上回っており、日本円の現金と預金で保有していたらどんどん目減りしていくというターンになっているからね。

日銀が金利を上げても、インフレ率に金利が追い付くまではずっと金融緩和の状態。
或いは、日銀が金利を上げなくても、米金利や世界経済の影響で日本国内のインフレ率が下がってまたデフレに戻るか。
それまでの日経平均TOPIXは上昇傾向にあるんじゃないかなと思う。

というか、平成バブルを上回る大混乱になる可能性もあるよね。
日銀が金利を上げるのが後手後手になってからの急ブレーキで大クラッシュ。
ホンマ、阪神タイガース日本一からの平成バブルの大崩壊と同じパターン。
このアノマリーを崩す為にも今年の阪神タイガースの動向を注視やな!