うまかばい博多
大地のうどん(博多駅ちかてん)
朝から飛行機でびゅーんと博多空港。
からの地下鉄で博多駅へ。
博多はコンパクトシティレベルが最強やな。
そして、地下街をサクサクッと歩いて、大地のうどん。
博多はコンパクトシティレベルが最強やな。
おっと、思いのほか並んでいるやん。
行列の最後尾を辿っていくと、地下街の階段のところまで。
まあ、うどんやし、並んだところですぐでしょう。
並びながら店外の壁にあるメニューの絵を眺める。
写真じゃなくて絵というのもいいね。
だけど、ごぼう天うどんを食べると決まっているのであります。
行列はあっという間に進んで店内へ。
小さいスーツケースがあったのでレジ横に置かせてもらう。
旅行者や出張者が多い為か、店内には荷物置きのスペースがちゃんとあって、他にもスーツケースや手荷物とかが置いてある。
ごぼう天うどんを券売機でポチッとな。
今流行のアクリルボードで相席。
なんやデカイ手裏剣のようなごぼう天。
うどんの器の上ではみ出して蓋みたいになっているやん。
いただきます。
まずは、お箸でごぼう天の一部を汁に浸してみる。
汁には油が広がり、コロモには出汁が染み渡る。
ちょっとほぐれたところをパクリ。
ごぼうの滋味、大地の滋味。
味はジンワリでもごぼうなので薄切りでも歯応えがある。
チュルチュルチュル。
細めで半透明のうどん。
柔らかいけど、ちょっとだけコシがある。
所謂、博多うどんのヤワヤワうどんとは違うね。
あ~、熱々のお出汁がウマし。
ご馳走様でした。
元祖いかの活造り 河太郎(博多駅店)
ランチは、いかの活造り。
こうはもう決まっているのである。
以前、呼子の河太郎へ連れて行ってもらって感動したんよね。
勿論、いかの活造りもウマかったど、後造りの天ぷらがホンマに萌愛なウマさで。
揚げたてのところを塩や天つゆにくぐらせて白ご飯でかっこむのよ。
そりゃもうあまりのウマさにびっくりしたもん。
予約していたカウンター席へ。
ここは予約しておいた方が確実で飛び込みだと席の確保は難しいかも。
ランチメニューのいか活造り御膳を注文。
税込3,300円也。
(※2022年11月現在)
活きイカの美味しい食べ方を予習しましょう。
ビールで先付けのもずく酢なんかをつまみながら。
すると、注文時に給仕さんから説明のあった活きイカの半身相当がやってきました。
まさに活造り。
耳を澄ませば断末魔が聞こえてきそう。
いかのてっぺんの耳とか言われたりもするエンペラの部分。
いかの皮がここだけ残っていて、ペカペカピカピカと電光掲示板のようにダイイングメッセージを明滅させている。
もし、まかりまちがってメッセージを解読しちゃうと食べられんくなるから要注意!
目をつぶって命の恵みに感謝!
いただきます。
予習の第一弾、まいたちの塩。
塩をちょいちょいのパクリ。
ああ~、甘いは旨いで萌愛やね!
コリコリでもネットリでもない身質。
活造りならではの歯応え。
日本酒が呑みたくなる。
予習の第二弾、レモン塩。
レモンを絞って、レモン果汁と塩で食べる。
これまた爽やかな酸味が加わってウマし。
焼酎が呑みたくなる。
予習の第三弾、わさび醤油。
わさびをちょっとのせて、醤油にちょいちょいのパクリ。
醤油がいかにどれだけ偉大な発明なのかが身に染みる。
ご飯が食べたくなる。
ここからは塩・レモン塩・醤油のアットランダム。
4:4:2くらいの割合で堪能したかな。
エンペラと足周りを残して、給仕のお姉さんにパス。
残った部位を後造りに託します。
ランチの後造りは天ぷらの一択。
ディナーだと刺身・天ぷら・塩焼き・きの子とかにみそ焼きからのチョイス。
まあ、ディナーでも天ぷらにするね。
以前、呼子の河太郎で食べた天ぷらのウマさがそのくらい脳にすり込まれている。
今からランチが始まると言わんばかりにお膳が運ばれてきた。
いかシュウマイ、茶碗蒸し、デザート。
そして、ご飯にお味噌汁と香の物。
そんでもって、揚げたての天ぷらがやってくる。
この揚げたてのを薬味塩にちょんちょんのパクリ。
活イカがお口の中で熱々のプリップリやん。
薬味塩で活イカの甘味と風味がたったところへ白ご飯をかっこむ。
いやはやウマし。
お次は、天つゆ。
これは中途半端はアカン。
たっぷりどっぷりと浸すべし。
このたっぷりと天つゆをくぐらせた活イカの天ぷら。
これがまたご飯に合うねん。
きっと、天つゆの効果で旨味が倍増するねん。
ゲソはコリッコリのコリッコリ。
この部位は天つゆより薬味塩の方が合うね。
うん、これはめっちゃお得なランチ。
近所にあったら月イチのご褒美ランチにしたいくらい。
ご馳走様でした。
とりまぶし 中洲本店
もう夜ばい!
まだそげん寒うなか!
クリスマスというとチキン。
博多というと水炊き。
中洲の方へ移動しまして。
とりまぶしと水炊きのお店。
ひつまぶしならぬとりまぶしやね。
焼き台が見えるカウンター席に陣取りまして。
あてに牛タンの塩焼きを注文しつつ、ビールで乾杯のプッハー。
あとは、水炊きやね。
店内は若い女性のお客さんが多い。
さすが博多ばい。
いただきます。
まずは小さな湯飲みのような器でプリミティブな水炊きのスープをいただきます。
グツグツの熱々のところをフーフーして飲むと、これがもうウンマイのよ。
じんわりと滋味の深いシンプルイズベストみたいな鶏白湯スープ。
身体が温まるばい。
ぶりぶりの鶏肉をフーフーハグハグ。
野菜やキノコの具材を投入。
九州産の橙で作ったお店の専用ポン酢のとりまぶしのぽんず。
水炊きとポン酢って最強の組み合わせやな。
熱々の鶏肉や白菜にたっぷりめのポン酢で口内がギューンとなって。
強制的に唾液もジュワーッとなって。
なんなん、めっちゃ水炊きウマしやん。
そんでもってのとりまぶし。
写真を撮るの忘れたのでお店のメニュー写真から。
名古屋名物の鰻のひつまぶしの焼鳥バージョン。
とりまぶし。
さすが屋号にするだけのことはあるわ。
ひつまぶしと同じで、そのまま食べたり、ワサビや葱なんかの薬味と食べたり。
勿論、最後は水炊きのスープをたっぷりかけてお茶漬け風にしてフィニッシュ。
これがもうめっちゃ萌愛にウマし!
いやいやもう。
ご馳走様でした。
博多だるま 総本店(福岡市中央区渡辺通)
ここは食い倒れのばりうまか博多。
「まだだ!まだ終わらんよ!」とはよくいったもので。
来る度に綺麗に整備されていく中洲界隈に感心するばかり。
昔は屋台なんかでもっと雑然としていたのにね。
腹ごなしの散歩をしつつ、まあまあけっこう歩く。
目指すはシメの一杯。
やってきました。
人生二回目の博多だるま総本店。
時間が時間だけに並ばずすっと入れました。
券売機でラーメンをポチッとな。
初めて食べたのはもう十数年前のセブン・イレブンのカップ麺。
今の縦長のカップ麺のじゃなくて、丼型のカップ麺のときのやつ。
後にも先にも歴代で究極のカップ麺だと今でも思っている。
当時、カップ麺でこんだけ旨いんだから、実際のお店はとんでもなく旨いんだろうなと思ったものであります。
で、そのラーメンがこちら。
濁々の豚骨スープが泡立っております。
いただきます。
いやもう震えるほど旨い濃厚豚骨スープ。
飲酒で塩分を欲しているから余計にウマし。
所謂、白濁スープの博多ラーメンとはちゃうよね。
久留米系に近いのかな?
かといって、無鉄砲みたいにドロドロのスープではない。
でも、食後の丼の底には骨粉がけっこう沈んでいる。
ちなみに例のセブン・イレブンのカップ麺。
こうやって本家で食べると全然ちゃうねんけどね。
カップ麺のはキクラゲがアクセントになってて。
細麺も独特の歯応えとウマさがあって。
あのカップ麺は本家とは別物の旨さであったと気付かされる。
それにしても脳髄が揺さぶられる旨さ。
でも、さすがに替玉はできず。
後ろ髪を引かれるようにスープをレンゲでエンドレス。
ご馳走様でした
本日の遠征記録
①大地のうどん(博多市)
朝食=ごぼう天うどん
②元祖いかの活造り河太郎
昼食=いか活造り御前
③とりまぶし
夕食=鶏の水炊き&とりまぶし
④博多だるま 総本店
シメ=ラーメン
ミッションコンプリート!
博多、萌愛!