なか卯の絶滅危惧種牛丼に寄せてこんといてや𠮷野家!ゆでたまご大先生!なか卯の牛丼の大株主になって!

𠮷野家の新牛すき丼

「牛丼一筋300年~♪早いのうまいの安いの~♪」

牛丼なる食べ物を小学校三~四年生の頃にキン肉マンで覚えたちもやん。
300年の牛丼ってどんだけ昔からあるねんと思ったら、従兄弟から𠮷野家の80年からのパクリやと教えてもらったものです。

それまでは我が家では丼物といえば親子丼かカツ丼やったけど、そっからオカンが家でも牛丼をたまに作ってくれるようになって。
卵とじバージョンの他人丼とかも。

高校生になって、外食で初めて食べた牛丼は、なか卯の牛丼。
阪急北千里線の関大前なか卯やったと思う。
というか、𠮷野家は当時の関西地域ではそんなになかった気がする。
倒産劇からの復活の過程ではあったにしろ。
その頃の関西で牛丼というと、圧倒的になか卯やったんちゃうかな。
コンビニも関西はセブンイレブンではなくローソンの時代。

そんなわけで、𠮷野家の牛丼。
新牛すき丼なるものがあったのでチョイス。

𠮷野家の新牛すき丼(税込624円)※2022年11月現在

いただきます。

おお~。
なか卯っぽいやん。
なか卯の牛すき丼やん。
なか卯の牛すき丼の車麩と豆腐だけの違いやん。

ずっと昔から牛丼格安競争で迷走を続けていたなか卯の牛丼。
そうこうしているうちにすき家ゼンショーグループの傘下となり、牛丼チェーンの看板すら下ろし、丼と和風うどんチェーンへと路線変更。
親子丼とうどんを中心にしつつ、でも、和風牛丼やら牛すき丼で具材もキノコ系や車麩とか頻繁にチェンジしながら牛丼のDNAを傍流の系譜で繋ごうとしているなか卯

そんな萌愛で涙ぐましいなか卯の牛すき丼を𠮷野家は殺しにかかっているの?
おいしいけど。

まあ、ちもやんもなか卯に行ったら、ほぼ親子丼やわ。
近年は元からウマかった親子丼に拍車が掛かっているというのもあって。
でも、かつてのなか卯の牛丼は確かにめっちゃウマかったんよ。
肉と言えば牛肉のすき焼き発祥の京都を抱える関西系が豚肉圏の東京勢に敗れてしまうとはね。

人口減少社会でマーケットが縮小を続ける日本。
牛丼御三家のデフレ競争体制はいつまで続くかな?
インフレ市場における希少性(レア)と価値の競争だと、ゆでたまご大先生のキン肉マンブランドの牛丼チェーンも商機ありそうよね。

ゆでたまご大先生がなか卯の牛丼事業部門だけを事業譲渡とかで買収(出資)してくれたりすると、キン肉マンのコラボどころかオーナー(大株主)はゆでたまご大先生。
集英社資本も参入して、友情・努力・勝利の牛丼チェーン。
夢があって、ちもやん世代の老後の行きつけの店ができるんやけどな~。

ご馳走様でした。