萌愛シアター(2024年4月編)

2024年4月も映画館へ萌愛でGO! ※ネタバレあり

オッペンハイマー

入場時に老人会みたいな大行列。
歌舞伎系の入場行列かと思いきやオッペンハイマーでした。
劇場内もほぼ満席。

映画のテーマ的にも戦中戦後に生まれた後期高齢者層なんでしょうな。
正直、その世代の方々の映画の感想を聞いてみたい。

ちもやん的には原子爆弾は造った方も造った方だが、そもそも兵器として使用した奴らのメンタリティがどうかしていると思われる。
ましてや民間人の頭の上に落とすなど言語道断の悪魔の所業やわ。

ラブリセット 30日後、離婚します

劇場内にたったの一人かと思いきや、かろうじて三人でした。
ほぼプライベート鑑賞やな。

中盤からは後方よりイビキがずっと聞こえる。
そこまでつまらなくなかったけどな。

韓国映画だけど登場人物の顔がキャラ被りしていないのでわかりやすい。
ベタな展開ではあったけど、それなりに楽しめたかな。

アイアンクロー

呪われた一族。
オヤジの呪いやな。

それにしてもやで。
兄弟の4/5が早逝や自死とはね。
しかも、兄弟がみんな男子というすごい確率やな。

驚くことに史実では6兄弟。
本作の劇中にはその末弟は登場せず。
ちなみにその末弟もピストル自死を遂げているというのが恐ろしい。
いくらんなんでも呪われすぎやん!

ラスト。
そこはオヤジにアイアンクローでしょ!
首を絞めてどないするねん?
ケビン、そういうところやで!

ブルックリンでオペラを

タイトルからは予想できない内容やな。
老若男女、能力や地位に関係なく。
生きてりゃその人なりにいろいろと悩みがあるもの。

実は、女船長が陰の主役やったみたいな流れがいい。
宗教観とかがわかると細かい描写がもうちょっと理解できたかも。
アン・ハサウェイ演じる精神科女医のユダヤ系とカトリック系の結婚とか。

デッドデッドデーモンズ・デデデデ・デストラクション 前編

巨大宇宙船がやってきて・・・というぶっ飛んだ世の中の日常世界。
藤子不二雄水木しげるとかの世界観も思いっきりあって。

まだ前編ということもあって?
正直、よくわからんかった。
まあ、内容的に後編を観終わってもよくわからんとは思うが。

高校生なのに門出を乗せて余裕で車を運転していた凰蘭。
18歳以上なら取得可能だから高校生でも不可能ではないけど。
後編でそのあたりもわかってくるのかな?

クラメルカガリ

レトロな世界観はこれでもかと伝わってくる。
でも、ストーリーの芯がわからないままどんどんストーリーが進んでいく。

やっぱり、原作を知らないから?
思わせぶりのシーンも伏線だか回収だかもよくわからない。

爆発シーンはあるけど、敵の飛び道具が殺傷力の抑えられたネバネバ。
そういうところは安心して観ていられるかな。

寺田農さんへ追悼。
合掌。

クラユカバ

クラメルカガリの直後に立て続けで鑑賞。
世界観に耐性は付けたつもりだったのだけれども。
どうしたことか予告編の講談師の語り口ほどは盛り上がらない。

サキたちを地下世界でさらったであろうお多福たちの目的がよくわからなんだ。
タンネが指揮官をする装甲列車隊が何者でどの立ち位置なのかもよくわからない。
結局、探偵が何を推理して何を解決したのかもよくわからんかった。

まあ、雰囲気やな。

あとがき

キャプテン翼、43年に幕。
ずっと連載していたことに驚き。

小学校低学年の頃。
漫画といえばこのキャプテン翼ドカベンにはめっちゃハマったな~。
それとキン肉マン

そして、少年ジャンプの80年代中頃~90年代中頃のドラゴンボールを中心に少年ジャンプの超黄金期がやってくるんよね。
その頃のキャプテン翼カール・ハインツ・シュナイダーが率いる西ドイツ戦の最終盤だったでしょうか。

そもそも少年ジャンプ黄金期の起点は「北斗の拳スラムダンク」とされているけど、ちもやん的にはキャプテン翼がスタート説やな。
なんというか、「ボールは友達」というマイルドなスポ根の路線で大人が読んでもOKな漫画という雰囲気を作り出したのがキャプテン翼な気がする。
事実、ちもやんがこのキャプテン翼を知ったのは、小学校のときの担任の皿谷先生の車の中に単行本があったのがきっかけ。
あっ、学校の先生も漫画を読むんだとめっちゃ思ったのを記憶している。

これが皿谷先生の車の中にあった漫画本が北斗の拳キン肉マンというのは当時の大人社会ではちょっと想像できないかな。
勿論、そういう大人や先生もいたかもしれないが・・・。

下書きだけのネームでストーリーの完結を優先するという高橋陽一氏の画期的な英断。
高橋陽一氏による漫画業界のありそうでなかったイノベーションですね。

プロとしては漫画家を引退するという宣言にケジメと矜恃を感じる。
それでも完結までストーリーを残したいという思いを支持します。
ネームさえあればアニメや映画、それこそ漫画化も後進がなんとかしてくれる。

高橋陽一先生、長らくどうもありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。