I.♥.KABUKI-CHO 歌舞伎町というの名の下に風雲児!

うなぎのテイクアウト注文の間の新宿ブギウギ

新宿 うな鐵 はなれ

歌舞伎町の爽やかで妖しい朝。
朝といっても、ホテルをチェックアウトして、余裕で10時過ぎてるけども。

I.♥.歌舞伎町

昨晩は新宿うな鐵で自分感謝祭。
その罪悪感というわけじゃないが、家族にもうな重の弁当を買って帰ろうかと。
ここからすぐ近くの新宿うな鐵はなれへ。

新宿 うな鐵 はなれ

昨晩のうな鐵よりも全体的にキレイ。
せやけど、場所柄もあって、いかがわしいお店に囲まれまくっております。
店先のうなぎさんもびっくりです。

新宿うな鐵はなれの店先のうなぎさん

入店し、店員さんに持ち帰りである旨を伝。
カウンター席でテイクアウト用のメニュー表を渡してくれます。

上弁当と極上弁当を注文。
「ごくじょう弁当」ではなく「きわみじょう弁当」らしい。
店員さんに訂正されて聞き直されました。

はい。
きわみじょう弁当を15時でよろしゅうお頼み申しやす。

お会計はその時でかまわないとのこと。
ここは歌舞伎町なのに性善説だなんて。
流石は「I.♥.KABUKI-CHO」ですやん。

風雲児(新宿南口)

持ち帰りの鰻の注文を済ませ、しばしの新宿散策。
せっかくなので、前から行ってみたかった風雲児へ。

風雲児

オープン直前でもう10数名の行列。
道路を挟んで交番の裏の公園的なところに整然と並んでいらっしゃる。

間もなくオープンし、流れ作業のように入店が始まる。
なんか、タイムカードを押してラインに配置されていく工場労働者みたい。
ここはカウンター席の真後ろにズラッと一列に立って並ぶ形式。
食事している者を斜め上の背後からプレッシャーを与えることができるのである。

つけ麺で超有名な風雲児。
でも、券売機前でも慌てず一考。
つけ麺はお腹が高確率で緩くなるというスキル持ちのちもやん。
安全策で得製ラーメンをポチッとな。

そんでもって、壁際ラインの最後尾にポジショニング。
そして、「早く食べろ~」とカウンター席で食事中のお客さんに背後から念を送る。

カウンター席が空いたら、先頭の人からスッと着席していく。
なんや銀行のATMの行列みたい。

見ていると、着席と同時に皿に盛られた麺が速攻で置かれる。
その後、つけ汁もすぐに提供される。
お客さんのほぼ全員がつけ麺なので流れるようにテキパキと回転していく。

あっという間にちもやんの順番。
空いた席に間髪入れずスッと着席。
麺量を確認されるので、モチのロンで大盛コール。
皿盛の麺とつけ汁の器が高速で飛び交うカウンター席で待機。
明らかに店内のリズムを狂わせるイレギュラーの得製ラーメン。

特製ラーメンじゃなくて得製ラーメン。
特と得の違いが風雲急を告げるのか?
果たして、如何に?

はい、オペレーションのイレギュラーがドン。

風雲児 得製ラーメン(税込1,050円)※2022年9月現在

スープのいい香りと共にやってきた~。
トッピングがお得にてんこ盛りで萌愛。
麺もスープから溢れて顔を出すくらいたっぷり。

二種類のチャーシュー、煮玉子、メンマ、海苔。
そして、麺をすするとき気管支への誤嚥に注意が必要な小口切りの青ネギ。
いざ、参らん!

いただきます。

風雲児 得製ラーメン(大盛)

ズルズルズルッ。
ハフハフハフッ。
熱々でアッチ~。

中太麺がミチッとギュッとしている。
熱々の麺をギュムギュムと頬張る感じがウマし。
だって、ラーメンたるもの熱々が好きやもん。

スープもズズズズッとね。
胃にジーンと温かく染み渡る。
鶏白湯と魚介のやや甘めのWスープ。

なんだか中華そば華丸の味玉そばを思い出す。
愛知県一宮市にある名鉄萩原駅前の中華そば華丸。
味の構成が同系統のラーメンな気がする。

 

chimoyan.com

ラーメンをフーフーしながら食べる喜び。
それにしてもコシがあるというか、なんやえらいギュッとした麺。
この麺でつけ麺も食べてみたかったな~。
お腹のコンディションを気にしなくていいときに再戦やな。

海苔が二枚というのがうれしい。
麺に海苔を巻いて食べるという行為の再戦がすぐできる。
なんだか心残りがなくていい。

それにしても、やはり、背後にズラッと若者の気配を感じる。
スマホを覗き込んでいるのだろうけど、こちらとしては首筋に視線を感じる。
正直、ちょっとばかり落ち着かない。
でも、繁盛店らしくスタッフは清々しいくらいにテキパキとしている。

後半につけ麺じゃないけど、ポットを手に取ってスープ割り。
このスープ割りがめちゃくちゃ熱い。
どちゃくそのチンチコチンに熱い。
こんなにド熱いスープ割りを知らない。

これを注ぐと温度もスープ感もパワーアップ。
この温度が再上昇したスープですする麺というのも記憶にない。
ベースがいかに濃厚だったかと恐れ入るわ。

麺が無くなっても再びスープ割り。
ブロックチャーシューをレンゲですくって熱々スープで味わう。
このままでは三度のスープ割りで全汁してしまう。

ストップ。
後進に席を譲るべく、速やかに立ち去るのみ。
ご馳走様でした。

TOHOシネマズ新宿で映画鑑賞

新宿うな鐵はなれの「きわみじょう弁当」の受け取りまで時間がたっぷりある。
せっかくだからTOHOシネマズで映画鑑賞。
ゴジラのツメが見える。

ゴジラのあるTOHOシネマズ新宿

エスカレーターで上がってホールへ。
この映画館はめっちゃ広いんだけど、いつも満席なんよね。
新宿だから仕方がない。

沈黙のパレードもほぼ満席。
もう前の方しか座席が空いてない。
いっそのこと最前列のド真ん中をチョイス。
見上げる映画もたまにはいいよね。

福山雅治も53歳なんてびっくりやわ。
食べたいものも食べず、運動もして、節制に節制でスタイルを維持してはるんやろね。
それでも僅かながらもお顔にたるみが・・・。
おそるべし重力。

ウチのオカンやオトンもブルドッグ化していったからね。
これは顔の表情筋の衰えが大きいのかも。
子供の独立やら仕事も最前線から下がって、会話も喜怒哀楽も減っていくからな。
人は、足腰より最初に弱るのが表情筋だったりするのかもしれない。

でも、まあ、あのよくしゃべる上沼恵美子さんでもブルドッグ化するんだから。
やっぱり、一番の原因は重力やな。

映画鑑賞後、新宿うな鐵はなれへ。
丁度、受取時間。

新宿うな鐵はなれ

お会計は、上弁当、極上弁当、う巻き(小)で11,110円也。
いっそあと1円をご祝儀で支払いたいくらい。

新宿うな鐵はなれのテイクアウト

家族へのお土産を無事にゲット。
さあ、帰るべし。