2025年10月も映画館へ萌愛でGO! ※ネタバレあり
宝島
すごくお金が掛かっていそうな映画。
でも、あちこちの要所でセリフが聞き取れない。
それも原因でストーリー中に何度か迷子になったわ。
うちなーぐちにここまでこだわるなら、字幕付きにしてほしかった。
「なんくるないぞ!」はよくわかったけどね。
かなりの大長編だったけど、それでもいろいろ端折っているんやろうな。
そういうのがわかるストーリー展開でした。
クライマックス後の終幕にはそうだったのかとちょっと驚かされた。
まさかオンちゃんが昭和の倭寇に連れ去られていたとはね。
おそるべし倭寇やな。
オオムタアツシの青春
主人公が健康的で元気ハツラツという感じでとてもいい。
お色気キャラじゃないのになぜか彼女の胸に目が奪われてしまうシーンが多かった。
別に胸元が開いたセクシー衣装というわけでもないんだけど、なんか彼女の存在がオオムタアツシの青春という感じが萌愛でよかった。
懐かしの陣内孝則。
昔をよく知っているだけに彼が存在するだけで軽薄に感じてしまう。
石橋貴明とかもそうかもしれん。
これはちもやん世代に刷り込まれてしまった印象やろうな。
ひゃくえむ。
原作は未読だけど面白かった。
惜しげもなくどんどん端折ってストーリーが進んでいく。
朴訥で、ワードセンスもないのになぜか心へ響いてくる登場人物たちの言葉。
正直、ラストはどっちが勝ったのか気になるけど、それは野暮ってやつか。
ベートーヴェン捏造
交響楽団の演奏シーンは映画館ならではの音響効果もあって大迫力。
ベートーヴェンが死んじゃってからが長いのよ。
何度かちょっと意識が飛んでしまった。
俺ではない炎上
阿部寛は令和の和製シルベスター・スタローンやブルース・ウィルスやな。
追い込んで服を脱がして裸にしとけみたいな。
芦田愛菜ちゃんは役柄上の演出なんやろうけど顔色が悪くてどうしたんかと。
謎めいたキャラでもしやサイコパスと思いきやの大どんでん返し。
コメディものかと思っていると全体のボルテージが少しずつ上昇していく。
逃走劇の緊張感の塩梅もとてもよかった。
ブラックドッグ
犬だらけ。
野良犬というか野犬だけど。
イントロでバスが原野を疾走するシーンがいい。
そこで野犬の集団に出くわすのだが。
そして、街に入るのだが、中国の地方感がなぜか懐かしく感じられる。
住んだこともないのに不思議とすんなりと入ってくる。
主人公のセリフが圧倒的に少ない。
そのことで各シーンの行間がたっぷり。
犬との格闘と狂犬病の恐怖と友好のプロセスが萌愛。
狂犬病といえば思い出した。
昔、バックパッカーでタイとラオスの国境あたりで野犬に咬まれたことがあって。
ジーンズを履いていたけど歯型で血が滲むぐらいガブッと。
歩いていたら後ろから不意打ちで咬まれたんよね。
足に激痛が走って、一瞬、何事が起きたのか分からなくて。
足元を見ると目を剥いてウーウーと唸る野犬が足に咬み付いてて驚いたのなんの。
次の瞬間には超サイヤ人の様に怒髪天で戦闘モード。
雄叫びをあげて野犬を蹴り飛ばす。
それでも唸り声で向かってくるところをさらに連打キック。
蹴るというより踏みつけるようにすると撃退に成功。
咬まれたところを確認すると歯型がしっかり。
大流血まではいっていないが、血が滲んでいるのが目視できる。
おまけにジーパンは野犬のよだれでベトベト。
あ〜、これはヤバイなと。
その場でリュックに入っていたラオスの焼酎ラオラオを幹部にかけて洗浄。
気休めにしかならんけどな。
宿入りして、地球の歩き方を眺めながら狂犬病の予防接種をどうするか検討。
こっちの病院で打つか、帰国してから日本で打つか。
迷ったものの、もともと帰国するスケジュールだったので帰国してからに決定。
なぜなら、当時の途上国では注射針からの感染症の方が怖いと判断したから。
HIVとか肝炎とかね。
勿論、帰国したその足ですぐに大阪市立医療総合センターへ行って、狂犬病と破傷風の予防接種をしましたとも。
少し間をおいて何度か通院して追加接種をした記憶がある。
だって発症したらほぼ100%死ぬからな。
ちもやんが子供の頃の昭和の日本も野犬が多かったんよね。
小学校に迷い込んだ犬や登下校中で拾った犬を学校で飼う飼わないの命の授業をやったこと一度ならず記憶にある。
他の学年やクラスを考えるとまあまあの頻度であったのではなかろうか。
当時の小学校は生徒たちが拾ってくる野良犬や野良猫に悩まされていたと思うわ。
そういや学校で飼育しているニワトリ小屋に野犬が入り込んでニワトリやアヒルが惨殺される事件もあったなあ。
アフター・ザ・クエイク
意味不明がカエルくんで極まる。
でも、カエルくんの声がのんということはすぐにわかった。
でも、その他のことは何もわからなかった。
ハルキストが萌愛ならいいか。
ピアノフォルテ
ショパンコンクールのドキュメンタリー。
5年に1回のピアノ会のオリンピックのようなもの?
いや、それ以上の大会かも?
21日間で4段階の評価と審査。
これはすごい世界やな。
日本人のファイナリストが複数名もいて驚いた。
国籍がカナダとかだけどピアノの世界は男女とも東アジア系の人が多いのかも。
まあ、そもそも人口比でアジア人が多いか。
あと、超お金持ちの御子息御令嬢だけの世界かと思いきや普通の家庭出身と伺えるエントリー者もいることにも驚いた。
実力と運の究極の競争世界の一端を垣間見ることができました。
ファイナル・デッドブラッド
原作は荒木飛呂彦かと思うようなストーリーと世界観。
運命と人間讃歌のせめぎ合いみたいな。
あのコインなんてまさにジョジョの世界観やん。
あちこちの伏線がドリフの志村けん。
「志村、うしろうしろ!」のやつ。
それにしても死神ピタゴラスイッチが嫌すぎるわ。
残酷描写は目をつぶってしまうくらいエグい。
プロローグのスカイタワーのシーンが秀逸やね。
ストロベリームーン 余命半年の恋
萌ちゃんと麗ちゃんがとっても萌愛。
三人組の男の友情も負けてないくらい萌愛。
かなり青春ホルモンが注入されました。
この年齢になるとどうしても親目線になる。
ユースケ・サンタマリアのお父さんとなっちゃんのお母さんの演技が涙を誘う誘う。
泣かされまくりでした。
萌ちゃんの恋愛よりも親子愛と友情の方にむしろ泣かされてしまった。
向日葵の搬入10往復を理由を何も聞かずに察する男の友情。
こういう場面は男に生まれて良かったと思う瞬間の一つやね。
それにしても13年は長い・・・。
ストロベリームーンの部分月食はやっぱりちょっと呪いや呪縛だったのかも。
一緒にストロベリームーンを見てしまったばかりにね。
郵便局のお姉さんがもう少し若ければ・・・。
ブラック・ショーマン
マジシャンではなくショーマン。
小道具じゃなくて大道具が重要なのである。
札束とかのギミックはともかく巨大なマットや垂幕なんかの大道具はどうやって準備して搬入や設置をしたのだろう。
彼はお金もない設定なのに不思議だ。
登場人物は全員が小粒ながらキャラが立っていた。
でも、有村架純の主人公の女の子だけが最後までモヤッとしたままやったね。
秒速5センチメートル
これは団塊ジュニア世代のおじさんのストーリーといっても過言じゃない。
2009年に30歳だから少しだけ下の世代か。
こういうストーリー展開。
特に終盤のオチなんやけども。
本編の男女の立ち位置が入れ替わっているようなストーリーも普通にありそう。
男女の性差はもちろんだるだろうけど、たまたま今という時間軸でうまくいかず、昔のの出来事やメッセージに救いを求めるように過去をフォーカスすることは普通に誰しもあるよね。
ちもやんはけっこうありますよ。
世界がどれだけ広くても、結局は自分の半径数メートルの人たちとの縁のつながり。
しかも、春に桜が舞うようなゆらぎの中での刹那の秒速5センチメートル。
秒速5センチメートルの世界で袖触れ合うも他生の縁。偶然、教室の隣同士の席でノートのメッセージのやり取りから惹かれ合う。
でも、本屋で、共通の知人の飲み会で、プラネタリウムで、どこまでもニアミス。
たぶん、冒頭に主人公が見ていた博物館のメッセージボードで一枚だけ剥がれ落ちて舞っていた桜色の付箋。
きっと彼女が来館時に書いていたメッセージだったんじゃないかなと思う。
もう袖は触れ合いませんでしたが。
それにしても。
ふたりともどんなメッセージを書いていたのかとても気になる。
ちもやんも少しばかり奇跡的な再会を果たしたことが幾度かあって。
一番驚いたのはカンボジアのシェムリアップへ旅行に行って、現地で日本語教師をしている女性と知り合いになりまして。
帰国後、しばらくして大阪の阪急梅田駅のホームでその人とばったり会いました。
この偶然にはお互いにめちゃくちゃ驚いたのなんの。
彼女は学生時代の恩師の教授が退任するお祝いの会に参加する為に一時帰国。
まさかカンボジアにいる人とバッタリと会うなんて秒速5センチメートルもびっくり。
そして、それが縁で結婚して奥さんになったのであります。
・・・というのは嘘です。
でも、あのときはホンマに驚いたな〜。
ランコさん。
今もお元気ですか?
沈黙の艦隊 北極海大海戦
原作は読んだけど細かい設定はうろ憶えだけど世界観は知っている。
前作の劇場版も鑑賞したけど、原作の世界観は知っていた方がより面白いかと。
潜水艦の緊張感がよく活かされている。
乗組員は一蓮托生。
艦長の判断ミスや乗組員の誰かの些細なミスひとつで全員アウト。
魚雷一発で海の藻屑どころか海底の水圧でペチャンコ。
圧壊しなくてもジワジワ水死かジワジワ酸欠。
嫌な死に方の数々の上位ランカーとサブマリナーは隣り合わせ。
音やレーダーを視覚化したり、それらの情報を素に想像力を働かせての判断力でチーム戦闘する描写がよかった。
魚雷を喰らって「総員退避!」と命令できない潜水艦の艦長。
艦長が「原子力停止!」と命令し、沈んでいく潜水艦。
そして、圧壊。
国防の為の任務。
本当に頭が下がります。
ホウセンカ
溜池通信の吉崎さんがべた褒めだったので釣られて鑑賞。
団塊ジュニア世代には共感しやすい当時の時代を感じさせる数々のシーン。
確かにこれはいい脚本だ。
こういう大逆転があってもいいよね。
でも、実際にこういう身代わり懲役の人間ドラマが昔はいっぱいあったやろうね。
極道や政財界の世界に限ったことではなく。
今は防犯カメラやDNA鑑定なんかで身代わりは相当難しいかと。
独房の中にホウセンカの鉢がある。
そういうことかと萌愛に収斂していく。
フランケンシュタイン
フンガーフンガーフランケン♬
ザマスザマスのドラキュラ♬
ウォーでガンスのオオカミ男♬
まさかの二部構成という大長編。
今年は長編映画を劇場でよく鑑賞している気がする。
流行りか?
特に愛憎で練りに練られた脚本というわけでもない。
細かいことは抜きにしていっきに押し切ったという感じやな。
あとがき
公明党が高市新総裁の自民党へ三行半を突きつけるかたちで連立解消のニュース。
内幕は麻生派が公明党を切ったんでしょうね。
武士の情けというか相手のメンツを立てて、公明党に自民党がフラレたことにするという政治マナーに思えます。
国民と維新は経験の差が明らかに出たよね。
維新は地方であっても大阪府や大阪市の与党経験で積み重ねられた経験がありました。
国民と玉木さんにはそこが決定的に足りない。
あと、高市さんは関西人。
久しぶりの関西出身の首相ですね。
その度合いは不明ながら積極財政を公約している。
公明党とのデカップリングはデフレとのデカップリング?
日経平均も物価も賃金もしばらくはインフレしていきそう?
それにしても全国の熊が萌愛じゃない。
おそらく熊にも言い分がありそうだけれども。
農作物のみならずこうも人的被害があったんじゃね。
熊の肉に熊の胆に熊の手。
熊の毛皮に他にもレアな漢方の素材とか。
ふるさと納税の返礼品にしたら需要ありそうやけどな
特に企業版のふるさと納なら製薬会社や漢方系の企業とかね。
令和の日本で新たに熊の萌愛な市場価値が見出されるといいですね。
その市場価値が定着すると熊を取り巻く環境も自然に変わってきそう。
匿名の熊を殺すなマンがウルサイかもしれませんが。