無化調で無添加でスープがヌルいというラーメンの戦略や如何に?

荒海(新宿)

新宿にある風雲児のすぐ近く。
魚の骨マークのあら炊き豚骨のお店。

荒海

ど豚骨ラーメンを券売機でポチッとな。
無料なので麺を大盛でオーダー。
カウンター席で待っている間、荒海のおこだわりを読んでみたり。

荒海のおこだわり

ど豚骨ラーメンでも鳥ガラは入っているのかな?
無添加と無化調が自慢みたい。

荒海 ど豚骨ラーメン(税込950円)※2023年3月現在

二郎系みたいに各種の量を尋ねられたのですべて普通にしておいた。
いただきます。

荒海のど豚骨ラーメン

二郎系スタイルの麺をズルズルズルッと。
モグモグと咀嚼しながらうんうんと頷いている。

あれや、うんうん、あれやわ~。
スープがヌルいな・・・。

これは冷たい野菜が原因やと思われる。
野菜を増やしてたらもっとヌルくなるところやったわ。
いや、手遅れなレベルか。

スープがヌルいせいか玉ねぎが生効果でエライこと辛い。
追加の追い玉ねぎを要求しているおじさまがいるけど大丈夫かいな?

スープは無化調と無添加だけあって尖ったところがなくマイルド。
なんか味が足りない感じがするのは旨味調味料のせいなのかもしれない。
でも、一番足りないのは全体の温度やな。
二郎三田本店よりヌルいと思う。
これ、無添加で無化調やからこそもっと熱々やったらな~。

つけ麺や汁なしとか、ヌルいラーメンで押し通せるなら店側は都合がよさげ。
熱々スープは客のヤケド事故や食べるスピードの回転の悪さにつながるからね。
ましてや熱々が苦手な外国人観光客や若者が急増する新宿なら尚更。
一部の熱々萌愛を相手にするよりマーケティング的にはヌルい方が正解やとは思う。
都心部の客層の変化と地球温暖化で日本の夏も異常に暑いし、ラーメンの低温下現象はますます進行していくんじゃないかと予想される今日この頃。

ご馳走様でした。