神保町のさぼうる2でナポリタンとクリームメロンソーダの昭和セット

さぼうる2

神保町。
日本屈指のおいしい店が集中する街。

chimoyan.com

ここは前回の臨時休業のリベンジを果たすべきではないだろうか。
というわけで、さぼうるへ。
ちょうどオープン時間。

さぼうるとさぼうる2

おっ、なんか今日は大丈夫そう。
ちょうどオープンしたのかお客さんが入っていくのが見える。
行列していなくてよかった。

さぼうる

ナポリタンが食べたいので、お隣のさぼうる2にしよう。
本当にすぐ横なのである。

さぼうる2

入店すると、階段で地下の方へ。
どうやら地下のスペースに一番乗りみたい。

さぼうる2の地下喫茶室

といっても、ひとりで占有できたのはメニューを見ている間だけ。
続々とやってくる来店客で順番にテーブルが埋まっていきました。

さぼうる2 メニュー

メニューを眺めてはみるものの、最初からナポリタンに決めている。
大盛とかにするとヤバそうやからここは普通で。

さぼうる2 ナポリタン 税込850円(※2022年6月現在)

ババーンとやってきました。
昭和が誇るナポリタン。
ちもやんの好物の一つでもある。
結局、スパゲティやパスタの類いで一番おいしいと思っているかもしれん。
まったくもって本心で。

さぼうるのナポリタン

小さな皿にナポリタンのマウンテン。
見た目よりもかなりの量やで。

赤ピーマンがたっぷり。
緑ピーマンはちょびっと。
色彩的な狙いがあるのだろうか?

いただきます。

さぼうる ナポリタン

すでにもうね、この時点でなんか脳内で快楽物質が分泌されている。
この現象は昭和の男子だけやと思う。

いろいろ飛び散っている気もするけど、我を忘れたようにガッつく。
オイリーでクチビルがテラテラなのがわかる。
紙ナプキンで拭ってみると、ほらやっぱり。

いやー、なんだろう、この満足感。
ナポリタンだけにある満足感。

色なのか?
味なのか?

これはオムライスやピザと同じで、トマトの旨味の記憶の刷り込みじゃなかろうか?
或いは、何らかのイメージや記憶と結びついているのかも?
なんにせよナポリタンの不思議な副作用である。

ナポリタンに定番の粉チーズ

ナポリタンといえばの例の粉チーズを振りかける。
実は、ちもやんは粉チーズは無ければ無いでオッケー。
むしろ、重要なのはタバスコ。
タバスコでアヒーッとなって飲む喫茶店の水がなぜかウマい。

昭和男子にとって、ナポリタンは特別なものがある。
そう、洋食店やレストランのミートソースとはまた違うねん。
ちょっと大人の気分にさせてくれる喫茶店ナポリタンやねん。
給食とかのナポリタンはちゃうねん。

そういえば思い出した。
あだち充のタッチの喫茶南風のナポリタンが憧れやったわ。
そう、ナポリタンはシチュエーションも大事やねん。
やはり、喫茶店ナポリタンが一番萌愛やな。

ああ、おいしかった。
ナポリタン欲が満たされた。

食後のアイスコーヒーでくつろごうかと思っていると、クリームソーダが目に入る。
ちょっと高いけど、せっかくの昭和気分のブーストいっとこう。
というわけで、クリームメロンソーダ

さぼうる2 クリームメロンソーダ 税込750円(※2022年6月現在)

アカーン!
懐かしすぎる!
そして、ナポリタンの炭水化物からのクリームメロンソーダの糖分は超過すぎる!

さぼうる2 クリームメロンソーダ

あ~、でも。
ナポリタンの油とタバスコでギトギトのヒリヒリの口内にシュワッと爽やかな緑色のソーダとバニラアイスが心地いい。

地下喫茶室で超長いスプーンでバニラアイスをすくって食べる楽しさといったら。
メロンソーダに浸かった部分がガリガリとかき氷になった部分をすくったり。
アイスをちょっと溶かして、クリームソーダ部分をストローで吸ってみたり。

子供なら画になるかもしれんけど。
キモいおっさんになっていたらどうしよう。

さぼうる2

何かがととのった。
そんでもって萌愛も満たされた。

さぼうるが近所にあればいいのになぁ。
ご馳走様でした。