熱田神宮で鰻といえば「あつた蓬莱軒」もいいけど「大和田」も推しやで!

大和田(名古屋市熱田区-神宮西)

胃の内視鏡検査時の生検の結果を確認するために再診へ。
そりゃあ、まあ、こればっかりはドキドキですわ。

生検をされて最初の2~3日はホントにもうめっちゃストレスで。
あれこれとネット検索で調べてしまうという悪循環。

chimoyan.com

そのストレスと直接の関係性は不明ながらも耳管開放症を突如発症し、そっちの方がもっとストレスだったりで大変やったわ。
でも、そこがドン底で、耳管開放症の症状が快復するにつれて、以降は度が過ぎて胃がんを思い憂うこともなく、約二週間後の検査結果の日を迎えることができたかな。

難治性もあり得るという内耳開放症が治ったことのうれしさが勝ったというか。
耳管開放症の不快感が生涯にわたって続くのかという絶望感と比較すると、仮に胃がんでも手術で治る可能性が高いやんという比較差ができたことが大きかったかも。

とはいえ、当日の生検結果の発表は緊張するよね。
どうせただの胃潰瘍だろうとは思っていても。

結果は・・・陰性!

やはり、ただの胃潰瘍だったようです。
胃潰瘍のお薬を処方してもらって開放されました。
やったー!!

ホッとしたらお腹が空いた。
熱田神宮へお礼参りに行こう。

ご褒美というわけでもないけれども鰻で精を付けよう。
ってことで、お礼参りの参拝後は大和田へ。
あつた蓬莱軒は絶対にいっぱいで大行列やからね。

大和田

記帳台に記名して順番待ちかなと思っていると、すんなり入店できちゃった。
たぶん、とってもラッキーマンな気がする。

前回、麻雀で徹夜明けの帰りに負け分をおごらされて以来かな。
二階の座敷に案内されたのは初めてかもしれない。

おひとり様のちもやんが二階の座敷に一番乗りでした。
誠に恐縮ですわ。

大和田の二階座敷

その後、続々とお客さんがやってきて、この二階の座敷もすぐ満席になったよ。
客層は「おばさんとおばさん」か「おじさんと若い女の子」というペアばっかり。
さもありなんやね。

大和田のメニュー

ここは調子に乗ることなくノンアルコールビールで。
まあ、胃潰瘍ということもあるんやけど。

それよりも、そもそものところ、これまでの人生は飲み過ぎだったわけで。
外食だけじゃなくて、家呑みもするもんだから、ほぼ休肝日のない半生。

それこそ休肝日なんて2~3年に1日あったかどうか。
いや、正直、なかったかもしんない。
風邪を引いててもビールとか呑んでたもんね。

これを機に改めようという決意も兼ねてのノンアルコールビール
アテは鰻のきも焼き。

そんでもって、ひつまぶしの(特)をいっとこう!
しかも、ご飯を大盛で!

大和田の鰻のきも焼きとノンアルコールビール

いただきます。
そして、生検の陰性結果に乾杯!

いやあ、ノンアルビールでも気分は高まるね。
というか、長年の積み重ねで十分に脳をだませます。
おそるべし常習者。

大和田の鰻のきも焼き(税込600円)※2022年5月現在

この大和田の鰻のきも焼きはかなりパリッとした焼き加減。
大きさや量もちょうどいい。
これで600円とかめっちゃお値打ち過ぎるやん。

ノンアルビールできも焼きをパリパリやってるとお見えになりました。
ひつまぶし(特)のおな~り~。

大和田のひつまぶし【特】(税込4,200円)+ご飯大盛(税込100円)

うわっ!
めっちゃデカい!
ホンマにお櫃に入っているやん!

大和田のひつまぶし【特】のご飯大盛

ご飯の大盛は調子に乗った悪手やったかもしれん。
やっちまった感が頭をよぎる。
でも、絶対に食べきることを誓う。

改めまして、いただきます。

ひつまぶしのルール。
一杯目はそのままお召し上がりくださいというやつ。
二杯目は薬味で、三杯目は茶漬けで、四杯目はお好みでというね。

その一杯目。
まずは定番のやつね。

大和田のひつまぶし

茶碗に盛りっとね。
さて、お櫃がどのくらい減ったかというと?

大和田のひつまぶし

明らかに四等分の一にはぜんぜん程遠いですわ。
やばい、このお櫃って、何杯分やろう?
カウントスタートやな。

めっちゃおいしい。
いい塩梅のタレと刻み海苔に鰻。

名古屋ではこの大和田が一番だという声もけっこう耳にする。
確かに大和田が一番だという意見には大いに頷けるところがある。
ちもやん的にも名古屋市内だと、うな富士かこの大和田かな。

でも、うな富士は価格もかなり高めやからね。
大和田は価格もリーズナブルでそこまで混雑していない。
この店はあえて積極的に宣伝をしていないみたいだしね。
だから大和田を知らない人もけっこういるし。

大和田のひつまぶしと薬味

二杯目はネギとワサビで。
このワサビがこれまた感度的に合うんだ。

お次は三杯目。
とりあえずのお茶漬けタイム。

大和田のひつまぶしのお茶漬け

いやいや、それにしてもてんこもりのお茶漬けが萌愛ですこと。
だけど、まだお櫃には半分くらい残っているんやけど?

さてと。
三つ葉の効いたお吸い物を飲みながら、四杯目はどうしようかと思案する。

大和田のお吸い物

お口直しに奈良漬けをポリポリしつつ、おかわりを繰り返すことなんと茶碗に8杯。
勿論、全部、意地で食べきってやりましたとも。

追加のタレは使用せず、終盤に山椒をちょびっとだけ。
ここのは別に山椒とかいらないかも。

そのくらい大和田はおいしい。
タレの甘さや辛さの加減が好みやわ。

久しぶりのひつまぶし。
いつもはうな丼かうな重やから。
せっかくの鰻を刻んだら勿体ない気がして。
でも、大和田のひつまぶしは大満足でした。

熱田神宮で鰻といえば、勿論、あつた蓬莱軒もおいしい。
だけど、大和田もオススメなのである。
ちもやんは大和田が推しやな。

ご馳走様でした。