本場四川のオーラを感じる本格的な担担麺
担担麺や 天秤
四日市本店らしい。
醤油味ベースとごま味ベースがあります。
その昔、天秤棒で担いで売り歩いていたのが担担麺だそう。
中国の四川省の成都が発祥とされていますが、現在の本場では担担麺はけっこう廃れている料理のようで、老舗の観光客向けに残っているくらいでしょうか。
実際、2009年夏に四川省成都を訪れましたが、現地でも担担麺は基本的にメニューには見られず、担担麺から派生した麺料理へと今は引き継がれているという印象です。
凉麺とか素椒麺とか、より、紅油や麻辣へシフトしているみたいです。
そういうわけで、このお店の担担麺(特に醤油味)は、今の四川成都で担担麺から派生して引き継がれている安価で手頃な麺料理に近いという印象です。
で、天秤の担担麺はこんな感じです。
ちなみに7辛やで。
ごま味ではなく、店の推しの醤油味にしました。
たぶん、大盛はなかったと思います。
汁なし担担麺よりは汁があります。
でも、スープというには少なすぎます。
そういうトコを突いている麺料理なのでしょう。
食べ終わったら、各自で茶碗一杯ほどのご飯を投入するのが店のオススメとのことで、炊飯器が店内に設置されています。
食べてみると、さすが7辛だけあってちゃんとシビカラです。
花山椒の痺れの麻と辣油の辛さの辣で、しっかりとした醤油味ベースの麻辣。
そんで一般的な担担麺のピーナッツの代わりに大豆。
節分のときに豆まきする乾燥した大豆ね。
卓上の花山椒を追加してアヒアヒハヒハヒしながら完食。
で、炊飯器から茶碗一杯分のご飯をよそってきて、ドバーンと投入。
汁がけっこう残っていたので、ご飯は麻辣汁でひたひたです。
でも、匙で食べると、麺よりも麻辣味がマイルドになっています。
かなりレベルの高い独自性を感じる萌愛な担担麺だと思いますよ。
ちもやん的にはもっと辛くてもいいかな。
ご馳走様でした。