秋刀魚中華そば生粋 池袋本店
休日出勤で日曜日の夜。
ヘトヘトになってホテルへ戻る前に晩ご飯を食べて帰ろうかと。
前日に店の前を通って気になっていたお店へ。
ネオンで光るメニュー看板。
上と普通の塩と正油があって、魚介系もあって、つけ麺もあって。
メニュー名で秋刀魚(さんま)を全面に押し出しているわけではないみたい。
看板とのれんや掲示物で秋刀魚(さんま)を押し出す生粋というラーメン店。
入店すると券売機があって、塩か正油で少し悩む。
さんまは塩焼きでも大根おろしに醬油のイメージもある。
上正油そばをポチッとな。
卵かけご飯もポチッとな。
カウンター席に座っていても、特に秋刀魚を焼いている煙のニオイはしない。
あたりまえか。
サンマ塩タレTKGとメニュー表にある。
塩タレとあるけど醬油タレっぽいのはサンマの魚粉かな?
けっこうな魚粉タレとネギ。
チャチャッと混ぜてオンザライス。
いただきます。
卵かけご飯のコツは混ぜすぎないこと。
コレ大事。
ひとくち食べると、初めてなのに慣れ親しんだかのような味。
うん、確かにサンマの味やなとわかる。
これはもう日本人のDNAと味覚に組み込まれている味やな。
上正油そばもやってきた。
魚介系スープの香りがすごい。
この強烈な節のニオイがサンマということやね。
チャーシュー、煮玉子、海苔、細いメンマ。
ネギがちょっとあって、あとは玉ねぎのスライス。
いただきます。
丼のど真ん中から麺を引っ張り出してズルズルッと。
口の中がブワーッと魚介系スープのさんまの味に支配されるわ。
アジ節やサバ節のような乾物のサンマ節とは違うみたい。
あくまで焼さんまでかえしのタレに使用しているらしい。
卵かけご飯にかかっていたサンマ塩タレがラーメンの調味タレなのかな?
卵かけご飯に煮玉子でタマゴかぶり。
この煮玉子を一瞬だけスープにくぐらせて食べる。
ちょっと甘めの煮玉子を味わいつつ、おっかけで卵かけご飯を頬張るという萌愛。
ありやね。
さんまラーメン。
そういえばラーメン大好き小泉さんのお話であったような。
このお店のことだったのか。
あと、ずっと昔に関西で有名な無鉄砲の総本店で食べたことあるな。
ドロドロの豚骨ラーメンで有名なんやけど、魚介系スープの限定ラーメンをたまにやってて、さんまラーメンとまぐろラーメンを食べたことある。
どっちもおいしくて、以降は豚骨ラーメンじゃなくて、豚骨と魚介のWスープを注文するようになったわ。
それにしてものさんまラーメン。
さんまは温暖化と乱獲でこれからは豚骨よりも貴重かもしれないね。
その貴重なスープを残った卵かけご飯にかけてフィニッシュ。
まるごと焼さんま一匹分。
ご馳走様でした。
・・・
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まさかの連夜の夜鳴きそば!
ババーン!
ドーミーインの萌愛な刺客!
窓側席のカウンター席で夜景を眺めつつ。
いただきます。
あ~、しみじみとウマし。
これはアオサノリで強烈なオリジナリティのインパクトを宿泊者に与えている。
おそるべし夜鳴きそば。
こんな時間にラーメンなんて食べたらアカンのになあ。
おそるべし東京。
ご馳走様でした。