京都のある日の三食あるある!
つくもうどん 塩小路本店(京都駅)
朝、京都駅の構内。
新幹線を降りて、地下鉄に乗り換えるべく移動。
途中で黄色いお店が見えてくる。
スタンド使いのちもやんとしてはかなり前から気になっていたお店。
でも、時間がなくて通り過ぎておりました。
そのうち機会があるやろうと。
今日、今ですね。
いざ、突撃。
期間限定のセットメニューのお得なご案内。
かなり心を動かされるけど、ちょっと朝から量が多いな。
単品でいいかな。
あっ、これがいい。
あんかけ萌愛のちもやん。
あんかけたまごの鶏卵カレーうどんに即決。
で、券売機の画面に向き合うもそれらしい商品ボタンがない。
メニューが多いし、ページを移りながら探すも見当たらない。
顔を上げて、店内をグルッと見回すと、表示されていました。
カレー系は10時からであると。
ええ~っ!
イチロー泣かせのつくもうどん。
朝カレーは未だ京都の食文化の壁を乗り越えられないのか?
ないものは仕方がない。
カレー抜きの鶏卵うどんにしとこう。
鶏卵とじえび天うどんというボタンをポチッとな。
カレーへの思いをえび天にすり替える。
トレイを持ってカウンターを流れていくお馴染みの讃岐うどん系のスタイル。
オススメとあったので無料のイリコを小皿にゲット。
まあ、出し殻なんでしょうけど、カルシウム補給ですよ。
それにイリコは出し殻でもまだまだ旨味たっぷりやで~。
子供の頃、オカンに味噌汁の出し殻のイリコをよく囓らされたもんですわ。
関西以西の昭和あるあるやな。
せやけど、ちもやんを含む尿酸値が高めの人は気を付けなはれや。
煮干しはプリン体が豊富やから。
おおっと。
フワフワたまごの上にえび天が2尾ものってるやん。
いただきます。
ズズズッとすすると、めっちゃイリコ出汁。
この味、やっぱり好きやわ。
ズルズルやってると、ふと気付く。
「あれ?あんかけちゃうやん?」
鶏卵カレーうどんのイメージからカレー抜きのえび天と錯覚していたから。
あんかけたまごと鶏卵カレーうどんの案内にあったもんでつい。
ただの卵とじうどんでした。
だけどよく考えたら「鶏卵とじえび天うどん」だからあってるか。
勝手にこっちが思い込みで勘違いしただけやな。
でも、あんかけじゃないから、イリコ出汁の風味がよく味わえる。
あんかけに舞う溶き卵も好きやけど、このフワフワの鶏卵とじもウマし。
えび天を尻尾まで堪能し、イリコもガシガシ。
これでカルシウム補給も万全。
ご馳走様でした。
篠田屋(京都市東区-三条)
京阪の三条駅を上がった三条大通り沿いにあるお店。
三条大橋を京阪の三条駅側に交差点を渡ってすぐのところ。
創業100年を余裕で超えている老舗やね。
以前、何度か店の前まで来るも空振りだったことがあって。
今回はリベンジというやつも兼ねて。
四半世紀も前の大学生の頃、よく先輩にご馳走してもらったお店。
当時、めっちゃ安かったというのが積極的な選択理由やったな。
今でも中華そばが税込550円やもんな。(※2022年6月現在)
はっきりとは覚えてないけど、四半世紀前は400円とか450円やったかな。
もしかして、300円台だったりして。
そもそも消費税も3%とか5%の時代やったからね。
それが今や10%ってなんやねん。
どうかんがえても昨今の輸入物価上昇より始末悪いわ。
麺類、丼、定食と豊富なメニュー。
しかも、一等地なのにこの価格帯という。
ここで食べるのは決まっていて、皿盛か中華そば。
記憶が確かなら、それら以外は食べたことがないかも。
来た~!
皿盛!
かつカレーみたいだけど、カレーじゃなくて、カレーうどんのルウをかけたやつ。
熱々であんかけ萌愛のちもやんにはたまらん。
すっげー熱いよ。
気を付けて。
不思議にウマいんだな、コレが。
あんかけの効果でそんなにシャバシャバではありません。
けっこうスパイシー。
昔の給食のカレーみたいな黄色のルウ。
昨今のカレーはどんどん黒くなっているからね。
メニューに同価格のかつカレーがちゃんとあって。
そっちは普通のかつカレーみたい。
しかも、噂ではレトルトのカレーなんじゃなかという逆こだわりも。
皿盛とかつカレー。
並べて食べ比べしたことはないけれども。
絶対に皿盛の方がこの店のオリジナリティもあってウマいかと。
ちもやんと同年代の他のおっさん客たちは皿盛と中華そばの両方をオーダーしている。
どうやら篠田屋の二枚看板を両方注文するというおっさんが一定数はいる模様。
懐かしいやら滅多に来ないしでやむを得ずみたいな。
思いが溢れて今日だけは健康をかえりみないというおっさんたち。
なんだかとっても萌愛やね。
期せずして、今朝のあんかけたまごの鶏卵カレーうどんのリベンジを果たす。
あんかけとカレーの部分だけやけど。
ご馳走様でした。
マルシン飯店
所用をすべて済ませた夕刻の東山。
夕飯も食べて帰るか。
そうだ。
今朝の鶏卵カレーうどんのリベンジの続きでマルシン飯店にしよう。
久しぶりのマルシン飯店。
相も変わらず入店しにくい店構え。
餃子専用ビール。
これ、まだ飲んだことない。
前回は売切れだったんだよね。
そんなにお腹も空いてない。
天津飯を一つ。
さすがは京都の商売人やね。
ただの透明なアクリルボードにはしまへんえ。
宣伝できるし、拭き掃除も気にせんくてええしな。
すぐにやってくる。
はやいのなんの。
なみなみのあんかけ。
熱々注意!
円盤状の卵焼きをのせるタイプではなく。
あんかけに羽衣のような溶き卵。
溶き卵の中華スープみたいな要素も。
オレンジ色っぽい細長い物体でカニとかカニカマと思わせての人参。
さすが京都の商売人やね。
たっぷりあんかけのフワトロの卵。
卵焼き感のない天津飯やけど、これがまたウマいねん。
ご馳走様でした。
というわけで、つくもうどん、篠田屋、マルシン飯店でした。
萌愛でございます。