干物&おでんで勝負だこのやろう!

ヒモノ照ラス&スタンドヒモ子(名古屋市中区-金山総合駅)

最近、名古屋周辺のあちこちで見かけるようになったお店。
ヒモノ照ラス&スタンドヒモ子。
そういえば京都ポルタでも見かけたな。

ヒモノ照ラス

好きな干物を選んでご飯と味噌汁がお替わり自由の定食が完成する。
オニオンスライスもお替わり自由らしい。
お弁当や持ち帰り用に販売している干物も売っている。

ヒモノ照ラスのメニューの一部

各種の干物に混じって、おでんの定食もあるね。
サバと迷いつつ、ホッケの定食で。

ヒモノ照ラスのランチ定食

たまごかけご飯をしてくださいというセットの横にはお茶漬けの案内もある。
お茶漬けの作り方のプレートがトレイに乗せられている。

ほっけの干物

ホッケは半身で程良いサイズ。
というか、小さい。

ちもやんの大学生の頃は居酒屋のデカいホッケで腹いっぱいになったもんやわ。
まあ、四半世紀も前の話やけど。
今ではホッケも高級魚の仲間入りやね。

いただきます。

ホッケを皮ごと丸かじり。
皮がウマイのは鮭だけじゃない。
たまごかけご飯でかっこむ。

ひじきに味噌汁とで三角食べ。
いや、この場合は干物とご飯とで四角か。

ちもやんの小学校の給食はどんなおかずでもひたすらパンの学校やったな。
業者と癒着でもしてるんじゃないかというくらい。
ご飯なんて年に1~2回もあったかどうか。
お世辞にもおいしないパンやったわ。

あと、晩ご飯に干物が頻繁に登場する家やったな。
オカンがラクやったんやろうね。
だって焼くだけやし、鮮魚みたいに汁やらあんまし出ないし。

干物もアジにサバにサンマにカレイにイワシにと。
みりん干しのパターンもあったり。
ホンマ、よう食べたわ。

いったい、いつからやろうか。
日本人の魚離れ。

きっと牛肉・オレンジ輸入自由化の騒ぎがあった頃からやな。
ちょうど昭和から平成になる時期でしょうか。
牛肉も豚肉も鶏肉も食材の中で随分と相対的に安くなって。
今では感覚的に魚や野菜の方が高かったりするよね。

唐揚げランチやハンバーグランチとカレイの煮付け定食なら、個人の好みは置いといて、現在ではカレイの煮付け定食の方が圧倒的に格上だよね。

魚種によっては、旬の関係もあって大きさや身質なんかの品質の安定が難しい。
でも、干物なら保存や物流といったコスト面のハードルが下がるかもね。
調理もラクだしね。

ホッケの干物。
気が付いたらパクパクと食べ切っちゃった。
お茶漬けのことをすっかり忘れていたよ。

結局、ご飯も味噌汁もお替わりせず。
だって、ただのお茶漬けをしてもしゃあないからね。

スタンドヒモ子

夜は干物やおでんで一杯の居酒屋みたい。
明るい店内で干物を肴に日本酒や焼酎というのもいいな。
干物萌愛。

ご馳走様でした。