胡椒のスパイシーなパンチが効いた酸味のあるトマトソース餡の元祖あんかけスパゲッティ

スパゲッティ・ハウス ヨコイ 住吉本店

所謂、名古屋めしの幹部格。
あんかけスパゲティ

正直、ちもやんは未だにピンときていない。
あんかけスパゲティ

ほかの名古屋めしと比較して理解と評価が追い付いていない。
定期的にチャレンジしているんやけどね。

初訪問のヨコイ。
住吉本店。
あんかけスパゲティ界のボスみたい。

スパゲッティ・ハウス ヨコイ 住吉本店 メニュー看板

本日のランチのAとBが掲示されている。
基本ベースがミラカンヒレカツかミラネーズとキノコオムレツ。

ラカンというのはメニュー名の合体。
ベーコンやウィンナーの肉類具材のミラネーズ。
タマネギやらピーマンの野菜を炒めたのがカントリー。
その両方の具材が入ったのがミラカンらしい。
ミラノをカントリー呼ばわりするとは恐るべし名古屋人。

階段を登った二階が店舗。

スパゲッティ・ハウス ヨコイ 住吉本店

おひとり様やったから並ばずにカウンター席へ。
グループ客は順番待ちしているみたいでした。

スパゲティ・ハウス ヨコイ 住吉本店

トッピングの案内がずらり。
ピカタとかちょっと気になるわ。
なんかココイチと同じようにトッピングしてナンボという圧がある。

こういうのって、彼氏彼女と来店したらケチれないよね。
でも、やたらめったらトッピングするのも相手の金銭感覚に不安を覚えたり。
そういう意味でミラカンというのは名古屋人的にいい線をついているんやろね。
ラカンを注文する彼氏彼女なら結婚相手に間違いないみたいな。

カウンター席で厨房を観察。
複数のフライパンを使って、注文をさばいているのが見える。
炒め調理が入るけど、オペレーションはシンプル。
茹で炒め済みのスパゲティを具材と炒めて、トッピングを乗せて、あんかけをかける。
すさまじい勢いで生産されていく。

ヨコイの本日のランチAのミラカンヒレカツ(税込1,020円)

プチサラダの小皿と一緒にやってきた。
ポテサラとキャベツ。

店内では、1.2倍や1.5倍の大盛リクエストの声が大多数。
といっても、おっさんばっかりやけど。
ダブルやトリプルもあるみたい。

これは普通盛。

ラカンヒレカツ

たぶん、普通盛はランチタイム時には少数派。
でも、十分にいっぱいあるで。

いただきます。

カレーライスと同じく混ぜ混ぜしないように餡をからめて食べる。
スパゲティと餡の同時フィニッシュを目指すのである。

ラードで炒められたぶっといスパゲティと具材のトッピング。
すっぱいくらいの酸味と辛いくらいの胡椒のあんかけ。
これらの渾然一体感のまったくなさがあんかけスパゲティの妙味。
食べても食べても違和感というか焦燥感があるというか。
それがあんかけスパゲティの中毒性の肝なんやろうけど。

この辛い域に達している量の胡椒はいいとして、問題はこの酸味やん。
果たして、これはトマトの酸味だけなんやろうか?
だとすると、よっぽど酸っぱい種類のトマトを使用しているんやな。

あんかけ好きのあんかけ萌愛のラビリンスことあんかけスパゲティ
ご馳走様でした。