グリル欧風軒(大阪駅前第4ビルB2F)
どれを注文しても価格に対しての満足度が軽くK点超えの洋食屋さん。
立地の利便性と価格を考えると、大阪というより、日本全国でも最強の洋食店かもしれない。
そこまで気取った感じの洋食じゃないけど、クオリティが高く、何よりもおいしい。
そして、ボリュームもある。
但し、だからこそランチタイムはいつも大行列なんやけどね。
で、諦めて他店へ行っちゃう。
これは日頃の行いか?
今なら並びが少ないやん。
ということで、定番のAセットかBセットで悩みながら並ぶのでありました。
ふと、視点を上げると、デラックスセットなるものがあるではないか。
この場合の300円の価格差をどう感じるかが悩ましい。
スカウターでデラックスセットの戦闘力を冷静に分析する。
ハンバーグはやや小ぶりだが、Bセットにはないエビフライがちゃんとある。
そして、Aセットのポテトコロッケがなんとカニクリームコロッケに昇格やん。
さらには唐揚げがあって、何よりも大好物の牡蠣フライですわ。
はい。
デラックスセットに決定!
列の前後の女性陣は申し合わせたかのようにオムライス&からコロばかり。
オムライスにから揚げとカニクリームコロッケがトッピングされたセット。
カロリーだけならオムライス&からコロは和定食のご飯大盛なんて雑魚レベル。
だけどオムライスだと「ご飯少なめで~」という女性はいないよね。
アルコール消毒の後、カウンターに案内されて、調理場を眺めながらしばし待つ。
そういえばグリル欧風軒でのランチはかなり久しぶりな気がする。
梅田のランチで洋食だと新梅田食堂街のマルマンかここなんだけど。
デラックスセットは伊達じゃない!
右から唐揚げ、ハンバーグ、カニクリームコロッケ、エビフライ、牡蠣フライ。
しかも、唐揚げと牡蠣フライは二つときたもんだ。
さらにご飯はお替わり自由なのである。
それにスープが味噌汁というのがいいではないか。
これで税込1,280円とかホンマに経営者には頭が下がります。
だって想像してごらん。
このデラックスセットの半分量にカレーをかけたココイチを思い浮かべてみよう。
いったい幾らすることやら。
いただきます。
まずは唐揚げにかぶりつく。
ジューシーでめっちゃ揚げたての熱々ですやん。
いきなりカニクリームコロッケにいかなくてよかった。
次は同じく二つある牡蠣フライをいっとこう。
熱々のところへレモンをギュッと絞って、マヨをからめて。
アカ~ン、居酒屋なんかの牡蠣フライとはぜんぜんちゃうやん。
ビールが呑みたくなってたまらん。
エビフライも熱々のうちにかぶりつく。
尻尾のとこもパリパリでウマし。
ちもやんはエビフライや海老天の尻尾まで食べちゃう派やで。
これはご飯をお替わりしちゃうかも?
ここまでの揚げ物がすべて熱々やったからね。
いかに熱々好きとはいえ、ここのカニクリームコロッケはかぶりつくとヤバイ。
半分に割ると、トロッとしたカニクリームから湯気がたちのぼる。
あわてずにフーフーしつつ食べるべし。
なぜかクリームコロッケで頬張るご飯がウマし。
クリームシチューもそうなんだけど、白ご飯と意外に合うんだよね。
一通りの揚げ物にいったところで、唯一の揚げ物ではないハンバーグへ。
これがまた期待通りでマヨをちょいとからめて食べるとご飯がススムで仕方がない。
二週目に入る前にお口直しのサラダへ。
でも、このあたりでお腹がいっぱいになってきた。
賢明な判断でご飯のお替わりの中止が決定。
隣席の明らかに年上のおじさんがお替わりしてたからちょっと悔しかったけどね。
「そっちのAランチと違ってこっちのはデラックスセットやからね~」と溜飲を下げるのでありました。
ちょっとずついろいろと楽しめたデラックスセット。
これはめっちゃ満足度高しやな。
ご馳走様でした。