天下一品喜連瓜破店のハンバーガーの終売ショックを巻き返すべく無鉄砲大阪本店へ

喜連瓜破から新世界へ

天下一品 喜連瓜破

久しぶりに天下一品のハンバーガーが食べたくなって。
いざ、喜連瓜破へ。

キレウリワリ。
大阪市内の難読地名の定番やね。

喜連(摂津国)と瓜破(河内国)のちょうど境で合体した地名らしい。
どこまで本当かしらんけど。

喜連瓜破駅から地上に出てすぐ。
天下一品の喜連瓜破店。

天下一品 喜連瓜破

まだ健在でなにより。
めっちゃ久しぶりで懐かしいわ。

天下一品喜連瓜破店の券売機

さあてと。

天下一品でこってりを注文しないヤツなんているのか問題。
あっさりラーメンとかどんな需要でいつ注文するねんというね。
券売機を前に今日はハンバーガーだけを注文してやると意気込む。

んんっ?
あれ?

ハンバーガーのボタンが・・・ない。
チキンタツタ・・・フィッシュバーガー・・・。

店内で確認すると、もうとっくの昔に終売だそう。
え~、とっても残念すぎる。

事前に調べてから来いという話やね。
でも、そこそこ有名だったし、まさかなくなっちゃうと思わなかったもんだからさ。

こってりとハンバーガーのセットを食べていた頃が懐かしい。
幻になってしまった天下一品のハンバーガー。

事前にこってりを食べないと覚悟を決めての喜連瓜破店。
今更こってりを食べる気分にもなれず。
されどあっさりという気分にもなれず。

お店には申し訳ないけど、移動。
なんとなく新世界へ。

無鉄砲 大阪本店

移動中、お腹が空いてくるし、こってりを食べなかったことを後悔し始める。
変な意地を張らずにせっかくの喜連瓜破店で食べりゃよかったよ。

こってりのカタキをこってりで討つべし。
というわけで、幻のハンバーガーのことは忘れて無鉄砲の大阪店へ。
10年ぶりとかもっとかもしれん。

無鉄砲 大阪本店

けっこうもう遅い時間だけど、そこそこ行列している。
奈良本店が交通の不便なところでね。
そうそう行けなかったところ、大阪のここにも出店してくれて。
お陰でちょこちょこ食べられるようになって、Wスープの方が好みだと気付いたり。

海外へ行く直前によく食べてたのを思い出すわ。
関空発のバンコク行きとか深夜前後が多かったからね。
難波で呑み食べ歩いてから関空にバスか電車で向かうとちょうどいいみたいな。

超久しぶりの無鉄砲はとんこつチャーシュー半熟味玉入りをポチッとな。
ついでに大盛券もポチッとな。

こってりのカタキ討ちやからWスープではなく、とんこつのこってりを堪能する。
かため(めん)、ふつう(スープ)、多め(ネギ)で。

カウンター席の隣のおっちゃんはスマホ阪神戦を観戦中。
しかも、イヤホンじゃなくて大音量のダダ漏れで。
さすが大阪の中でもディープゾーン。

無鉄砲 大阪本店のとんこつチャーシュー半熟味玉入(税込1,170円+大盛150円)
※2022年5月現在

めっちゃ久しぶりのご対面。
ドロッドロのギッタギタ。

いただきます。

無鉄砲のとんこつスープ

豚甘い。
豚臭い。
肉骨粉

一撃でクチビルが脂とコラーゲンでペトペト。
クリーミーなんだけどざらついたスープ。
それが肉かすなのか骨かすなのかは気にするべからず。

無鉄砲のとんこつチャーシュー半熟味付玉子

かための麺と濃厚スープでいつもより多い咀嚼。
こってりモグモグで脳内大歓声。

テロテロなんだけど肉質も感じるチャーシューが下品にウマい。
シャキシャキの多めのネギとチャーシューを巻いて食べる。
めっちゃウマしで今からでもビールが呑みたくなるやん。

無鉄砲の味変

紅生姜に高菜にすりゴマ。
ニンニクの醤油ダレ漬けみたいなのも。
いずれもちょっとずつ堪能する。

あ~、ものすっごいとんこつ欲が満たされた。
天下一品喜連瓜破店のハンバーガーの終売の弔いにもなったわ。
いつかの日か期間限定の復活を期待しつつ。

ご馳走様でした。

スーパー玉出

無鉄砲でとんこつ欲を満たした後は腹ごなしの周辺散策。
昔よりは街灯が増えたけどまだまだディープゾーン。
釜ヶ崎(あいりん)とか新世界とか飛田新地とか。

ドラクエとかでならず者の街があったりするけど、日本でいうと、リアルにこの街がその筆頭かと。

通天閣本通

都市開発で治安が良くなったというのは勿論あるだろうけど。
一番の理由はニューカマーを含む住民の高齢化やろうな。
やっぱり、正負のどちらにしてもピークはバブル期か。

それこそ日雇い労働者のメッカのあいりんセンターも閉鎖されたしね。
まさに労働者市場の剥き出し感のある建物やったな。
コンクリートのくすんだ色とアンモニア臭がディープ感マシマシで。

激安で有名なスーパー玉出新今宮店。
24時間営業。

本当にびっくりするくらい異常に安い。
学生とかも助かるやろな。
自炊よりはるかに安い。

スーパー玉出のお弁当

お惣菜とかも種類が豊富。
ごく一部しか紹介できないくらい。

スーパー玉出のお惣菜

ここは種類が豊富で料理済みのコレ系がすべてが安い。
空き缶を拾うだけで、衣食住の「食」はスーパー玉出で生きていける。

大阪が誇る粉もんはもっと萌愛なことになってるし。
ちもやんもびっくり。

スーパー玉出の粉もん

ホンマにワンコインの次元が異なる街やな。
しかも、ネイキッドになりがちな価格帯なのにむしろ具材が豊富だったり。
なんというか、まともな食材なのか心配になってくる。

すべての食材の仕入れ単価が仮にゼロであったとしても果たして儲かるかどうか。
人件費をかけて、調理して、パッキングして、販売して。

言うても大阪市内の駅前の幹線道路沿い。
それなりに地価もするやろうし。
すごいなスーパー玉出

実は、行政管理地の不法占拠で地代を払ってなかったという案件だったりして。
笑えない大阪あるあるやな。

大阪萌愛。