「難波呑み=豚足のかどや+丸一屋」の方程式

かどやで一杯やって締めに丸一屋へ

豚足のかどや(なんば)

難波の路地裏へ向かって歩いて行く。
令和から平成、さらに昭和へのタイムスリップ。

丸一屋(難波)

今夜の呑みの締めはこの丸一屋にしようかな。
豚足のかどやはこの先をすぐやで。

怪しげなホテルやらそっち系の看板やネオンがあるけど気にせず進もう。
そんな路地裏に活気が店外へ溢れ出ているお店がある。

焼肉・焼鳥・ホルモン・豚足 かどや

相変わらず令和とは思えん雰囲気のかどや。
一見さんは入店するのに勇気がいるやろね。

いやはや大盛況の満席です。
かろうじて空いていたカウンター席へ。

「ビールでええ?」と聞かれる。
「それと豚足で~」と答えるいつもの流れ。

かどやの豚足

いただきます。

いつもながらソッコーで出てきます。
ただの茹でた豚足なんやけどなぜか萌愛なんよ。
これを魔法のタレとネギで食べるとウンマイ。

キンキンに冷えた瓶ビールでプハーッとやりながら、壁に貼られたお品書を吟味。
まあ、だいたい注文するやつは決まっているんやけどね。
今日は焼物のツラミとセンマイを注文。

かどやのツラミ

柔らかいんだけど噛み締め感もあってウマし。
ツラミというくらいやから頬肉とからへんやろうね。

かどやのセンマイ

豚足と同じく、毎回注文するのがこの焼きセンマイ。
年々、歯に挟まるようになっている。
でも、ウマいからやめられない。

こんな感じで。

かどやの焼きセンマイに魔法のタレとネギを添えて

焼きセンマイに魔法のタレとネギを添えて。
かぶりついて、ゴリゴリと噛み締めて、キンキンのビールでプハーッですわ。
卓上の七味をちょっとふってもウマし。

ゆるゆるなようで秩序が保たれている店内を眺めながら瓶ビールの残りをやっつける。
ご馳走様でした。

丸一屋

かどやでお勘定を済ませ、そのまま徒歩一分の丸一屋へ。
難波の大阪空港行きとかのバス停の近く。

丸一屋(難波)

いつからある店やろう。
ちもやんの記憶ではずっとここにある。

24時間営業というのがありがたい。
どれだけの呑兵衛や夜勤労働者を支えてきたことか。

丸一屋の舌代

舌代というのがええね。
入店すると店内が明るい。

丸一屋のメニューの一部

さて、何にしようかな。

丸一屋の油かすうどんの貼紙

貼紙にある油かすうどんに決定。
メニューの掲示を見る限り、この油かすは高価格帯の一つみたい。

丸一屋の煙草の店内自販機

これまたレトロな煙草の自販機。
稼働しているっぽい。

やってきました油かすうどん。

丸一屋の油かすうどん(税込470円)※2022年3月現在

タマネギも少し入っているね。
いただきます。

丸一屋の油かすうどん

まずは油かすの染み出ている出汁を啜ります。
え?何コレ?アッチィーッ!!

スタンド使い(立ち食い系)のちもやんもびっくりの熱々の出汁。
油かすの油膜で保温効果があるにせよ、もとから熱々なのは間違いない。
おそらくここまで提供時の出汁の温度が高いお店はそうないと思う。

酒の入った身体にこの熱々の出汁は最高やね。
うどんを啜るより、熱々の出汁をフーフーしながら啜るのに夢中。
油かすから染み出たアブラと香りで出汁がさらにウマい。

久しぶりに入ったけど、丸一屋の出汁ってこんなに高温だったっけ?
油かすうどんだから?

額から汗が滴るくらい身体が温まりました。
なんかもうちょっと呑みたくなってきた。
アカンアカン。

ご馳走様でした。