麺処 井の庄 辛辛魚らーめん(名古屋驛麺通り)
寿がきやのカップ麺は食べたことある。
別にそんな辛いとも思わんかった。
ちもやんはけっこう辛さ耐性ある方やから。
四川省成都で本場の陳麻婆豆腐や火鍋も食べたこともあるしね。
そんなわけで「麺処 井の庄」を初訪問。
辛辛魚らーめんと豚ごはんを注文。
よっしゃこ~い!
かかってきませい!
一瞬、つけ麺が出てきたのかと思った。
小ぶりなどんぶりの辛辛魚らーめん。
大盛にすればよかったかも。
いただきます。
こんもりと盛られた唐辛子粉の山。
お箸で突き崩してみる。
唐辛子粉の山がザザーッと山崩れ。
あらわになった山肌をよく見ると魚粉やん。
なあ~んだ、唐辛子粉は山の表面だけかいな。
さあて、ズルズルズル。
・・・ウッ、ギギギギッィ~~~、カッ、カライ~ッ!!
ひと啜りで一旦停止。
一回落ち着こう。
あれや、これはあとからジンワリとかじゃなくて、ちゃんとすぐにカライ。
油断するとめっちゃむせるヤツや。
口内だけじゃなくて唇も痛い系のヤツや。
汁が飛び散って目に入ったりしたら大惨事になってまうヤツや。
そんなことを考えていると、周囲のお客さんもゴホゴホとむせまくっとる。
おっさんもお兄さんもお姉さんも。
このコロナ禍のマンボーにおいて誤解されかねん。
慎重に啜っていかんとあかん。
ゆっくり着実にむせないよう啜っていく。
合間に豚ごはんを挟みながら。
この豚ごはんにも辣油がかかっててちょっと辛い。
けど、卵黄もあって、辛辛魚らーめんの前ではもはや回復アイテム。
そして、辛辛魚らーめんも終盤戦になってだんだんと余裕が出てきた。
これは順応できたというより、器の中の辣油的な油膜が減ったからだと思われ。
勿論、唐辛子粉も辛さを感じる要因だろうけど、辛味の主力は辣油な気がする。
食べ終わったあとの残り汁。
闘いを経てこうして対峙すると、コイツとの友情が芽生えたようで萌愛な感じ。
改めて汁だけをレンゲで味わう。
魚粉と相まって、スパイシーカレーっぽい。
スリランカやモルディブあたりにありそうな魚出汁のカレーみたい。
つけ麺だったらもっとカレー感があったのかな。
ちなみに辛辛魚はらーめんとつけ麺のどっちが辛いのか。
店員さん曰く、辛辛魚らーめんだそう。
なぜ知っているかというと、お客さんとのやりとりが聞こえてきたから。
ご馳走様でした。