2024年6月も映画館へ萌愛でGO! ※ネタバレあり
劇場版 ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦
原作は読んだことない。
少年ジャンプなんですね。
この映画が初見だったけど、作品の全体感が理解できる仕上がりだったように思う。
原作未読ながら、主人公の日向に追加して研磨を中心にしたストーリーだったことで立体的に物語を理解できたところはあったかも?
ミッシング
子を持つ親として身につまされるシーンがてんこもり。
ビラ配りやマスコミ報道にとどまらず、昨今ではSNSによる目撃情報の呼びかけも。
当然、SNSはマスコミ以上に人間の醜い世界でもあるわけで。
石原さとみの憑依したようなひとりノリ突っ込みの怒涛の演技。
夫婦関係の破綻が何度もよぎるも何とか切り抜けていく。
いっそ離婚してしまった方がお互いになんぼかラクか・・・。
碁盤斬り
主人公の浪人が清貧になるべくしての清貧なのであります。
娘からしてみればこれはこれでダメオヤジ。
そんなダメオヤジが囲碁を通して豪商と身分を超えた親友になる。
器量よしの娘が玉の輿かと思いきや大どんでん返し。
豪商からまさかの盗人呼ばわりをされてしまう清貧上等のダメオヤジ。
盗んでいないのにもかかわらず、結果的に吉原で娘を担保に金策をする。
返済するアテなど皆無なのに盗んだとされる50万両を豪商に叩きつける。
武士の面子なのか、親子で敵討ちを優先したのか、ここがちょっとわかりにくい。
宿願の敵討ちは果たせるものの、依然として吉原への返済のアテはなし。
除夜の鐘を聞きながら吉原へ猛ダッシュのダメオヤジ。
めっちゃ走ったんやけどキョンキョンとの約束した返済期限を過ぎてしまう。
でも、他力本願もええとこで、間に合ったところで返済はどうするつもりやったん?
幸いにも大晦日の大掃除で盗んだとされる50万両が豪商の家から発見される。
囲碁に夢中だった豪商が厠への途中に自分で額縁の裏へと隠していたのを失念していたそうな。
ここで他力本願の返済計画だったくせに怒り心頭も極まったダメオヤジ。
豪商と番頭を無礼討ちの切捨御免と思いきやタイトル回収の碁盤切り。
囲碁の定石ではないが人生も定石通りにはいかない。
娘の豪商への玉の輿のエンディングが物語る。
清貧ダメオヤジなりの碁盤切り。
おあとがよろしいようで。
映画 からかい上手の高木さん
思春期ど真ん中を過ごし男女と同級生が大人になって再開というやつ。
二人は思ったよりも結ばれるまでに時間が掛かったのですね。
高木さんのからかいが上手すぎたのか?
主人公の発情期が遅く、かつあまりにも恋愛に鈍感すぎたのか?
やっと結ばれるときもゆっくりもたもたする萌愛な二人。
おいおい、その段階の気持ちの確認からなん?
なんか浮気とかしなさそうな夫婦です。
まあ、人生、そんなんわからんけどね。
最初、主人公のこと神木隆之介かと思ってた。
途中でなんか違うなと。
かくしごと
こんなん涙もろい中高年は嗚咽で号泣やん。
ラストの1分。いや、30秒で目からブワーッと涙が溢れて舞うやろ。
全般的に身につまされるようなそこかしこの介護問題。
ちもやん世代も次第にそういうのが日常に入り込み始めているところ。
違国日記
結婚していなかったら、本作のようなこういう人生もいいなと思う。
いろいろあって、兄弟姉妹の子供を引き取ることになるみたいな。
やはり、ペットよりはいずれは自立する人間の甥とか姪やね。
だって、自分の為だけに人生を生きるのも飽きてくると思うのよ。
ちもやんの性格だとね。
こじらせ系のコミュ障という設定のガッキー。
素で演じているんじゃないかというくらい。
実際に中盤からコミュ障の設定は弱くなって強調するほどではなくなっている。
姉妹の確執も最終盤にはなんやかんやでけっこう昇華されているような感じ。
ラストの姉が成人する娘へ宛てた日記が風でパラパラとめくれるシーン。
んんっ?
もしかして1~2ページくらいしか書いてない?
ラストの日記もそうだけど、物語全体に余白が多いところがいい。
自分がどう感じたか、自分がどう思うか。
そういう余白。
それにしても。
LGBTQが脚本に必須みたいな昨今の風潮はなんなん?
そうしないとスポンサーがつかないの?
劇場版 ウマ娘 プリティダービー 新時代の扉
クロフネは?
ねえねえ、クロフネは?
マンハッタンカフェがいるんだからさ。
クロフネも登場させてほしかったわ。
この劇中時代はちもやんが人生最大で勝馬投票券を購入していた時期やわ。
アグネスタキオンの世代は本当に強かった世代で。
競馬の世界で数年毎にある当たり年というやつ。
ジャングルポケットにクロフネにマンハッタンカフェにダンツフレーム。
その彼らにぶち抜いて勝ち逃げするようにターフを去ったのがアグネスタキオン。
ラジオたんぱ杯3歳S(GⅢ)、弥生賞(GⅡ)、皐月賞(GⅠ)とかね。
皐月賞で足を故障しなければのタラレバなんてナシだけれども。
それでもディープインパクトの先駆けだったかもしれないサンデーサイレンス産駒。
それくらい積んでいるエンジンが違っていたアグネスタキオン。
劇中でもあったようにアグネスタキオン引退後にダービー馬となったジャングルポケットは当時というか日本競馬史上でも最強馬の筆頭ともいえる絶頂期のテイエムオペラオーをジャパンカップで撃破することになる。
クロフネもNHKマイルC(GⅠ)とジャパンカップダート(G1)を圧勝している。
そんなジャングルポケットとクロフネに圧勝し続けたアグネスタキオンのドラマ。
う~ん、クロフネにも登場して欲しかったな~。
まあ、クロフネもいたんじゃ濃すぎたから英断だったかもね。
あんのこと
なかなか救いのないお話でした。
けっこうそこら中にありふれていそうな話でもある。
本当、お金にダラシナイ人には親兄弟の血縁であってもかかわっちゃダメ。
ある意味、薬物以上にかかわったら絶対ダメ!
ましてや親兄弟の血縁でもない彼氏彼女とか旦那嫁も絶対ダメ!
お金にダラシナイ人は絶対に改心しないから。
かかわるだけ無駄ですわ。
ディア・ファミリー
東宝シンデレラに幕間のお姉さん。
福本莉子さん、病弱の役なんだけど、どこかやっぱり健康そうで。
でも、それはそれで何よりです。
これは同じ子を持つ親のちもやん。
何度か貰い泣きするシーンがあったわ。
ちょっとズルい映画やわ。
大泉洋は本作で日本アカデミー賞いっちゃうかもね。
かくしごと
これはラスト1分のシーンにすべてが集約されてまずもって泣きます。
またその一点に集中するように物語が上手に進んでいくんだわ、これが。
このシーンで泣かないお父さんお母さんは世界中を探してもいないと思われる。
ハロルド・フライのまさかの旅立ち
歩く歩く。
どんどん歩く。
でも、途中から宿にも泊まらなくなって、キャンプ生活にも突入するおじいちゃん。
緩和ケアとかホスピスというのかな。
医療で治せないものを信じる心や祈りで救うというもの。
感情のある人間たるもの確かにそういう一面はあるだろうなと思う。
でも、やっぱり、そう簡単に奇蹟なんて起きません。
だけれども、おじいちゃんの願掛けの巡礼の歩行旅。
小さな奇蹟はあったと思いたい。
そういうお話でした。
ちもやんの高齢の母上も背骨の胸椎への転移性のガンで歩行不能の下半身不随になってからステージの進行ガンが発見されて只今闘病中。
なかなか思うところがありながら本作を鑑賞しておりましたとさ。
デッドデッドデーモンズデデデデストラクション 後編
前編からちょっと間が空いてしまった。
でも、後編はスタートダッシュが半端ない。
前編の振り返り的なのは一切ナシ。
どんどん進みます。
けっこう異星人が残酷に殺されていく。
ちょっとコワイかも。
観ているうちに前編の流れを思い出してくる。
そうそう、門出ちゃんは死んじゃったのでした。
だけど、門出ちゃんは普通に生きているわけで。
おんたんはどうやら並行世界からやってきたらしいことがわかってくる。
人類の滅亡と引き換えにしてでも門出とおんたんは「絶対」なのです。
でも、人類はいっぱい死んじゃったけど、絶滅はしなかった。
ドラえもんの小道具みたいなので小比類巻くんが覗き見た未来と違っていたみたい。
未来が少し変わってしまった理由はいろいろ。
異星人が「ともだち」というキーワードを大葉くんに教えてくれた影響が大きそう。
宇宙船の崩壊が早まったんだけど、それによってもっと上から降ってきた厄災を払いのけることができたのかな?
おんたんのお兄ちゃんは死なないキャラっぽかったんだけどね。
そこらへんは容赦なかったね。
劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ
1989年。
時代設定的にめっちゃ引き込まれる団塊ジュニア世代のちもやん。
主人公は給食の時間以外は硬派なコワイ系の先生。
当時、こういう雰囲気の先生がホンマにけっこういたんよ。
クラス劇みたいなイベントもめっちゃ真剣でね。
あれや、吹田第六中学校でいうところの安田先生やな・・・。
80年代といえば小学校時代の給食の時はまだ鯨肉が出てたよ。
鯨の竜田揚げ。
先割れスプーンでガシッと食べるねん。
あとは、三色シューマイにババロアとか。
そんでもって、レーズンパンやらコッペパンに黒糖パン。
食パンだとがっかりで。
大阪の給食はパン食ばっかりで米食はめったになかったわ。
牛乳瓶の蓋を集めて給食後の昼休みにその蓋の取り合いゲームをしたり。
ベッタンみたいにするんじゃなくて、教室の床に蓋を並べて。
それで上靴を反対に手で持って、床に押し付けてバフッと空気圧で蓋をひっくり返す。
牛乳の蓋がひっくり返った分だけ手にすることができるわけ。
それを交代でやっていくんだけど、高レートのときはその牛乳の蓋が積み上がるの。
まるでカジノのチップみたいな高さになったり。
当然、高くなるとその重さでビクともしないというね。
確か「ボッコンしようぜ!」とかいって昼休みにやってたわ。
そういえば劇中にもあった人間の飲み物じゃないと例えられる脱脂粉乳。
ちもやんは団塊ジュニア世代だけど小学校の三年間くらい給食で経験している。
転校先の奈良県磯城郡田原本町の平野小学校の給食で。
巨大なミルクポットからブリキのお椀に温いミルクが注がれるの。
なんかすっごいマズイ牛乳だなと思っていたらそれが脱脂粉乳やったという。
いやもうその頃はさすがに脱脂粉乳は全国でも珍しくなっていたと思うわ。
なぜか当時の平野小学校の給食では脱脂粉乳が現役でした。
なんでなのか探偵ナイトスクープで調べてほしかったわ。
脱脂粉乳激不味萌愛。
あとがき
WindowsからAIの為に設計されたCopilot+PCが本格的に市場投入され始める。
人とPCのあり方が次のステージへという印象でキーボードが消えるのもそう遠くないかもしれない。
今の人類にとっての一つの理想はAIが働いて納税してくれることかも。
人類にとって、AIがベーシックインカムのベースやね。
現在の資本主義の延長線上に法人AIに納税してもらいます。
稼ぎのいいAIもあればそうでもないAIもあるでしょう。
だから累進課税でございます。
AIにも人権を!
AIにも結婚を!
AIにも財産権を!
AIにも参政権を!
意外とすぐにそういうAI萌愛な時代になっていそう。