釣りのライフジャケットを装着して陸を駆ける次男坊
今回は朝から半日でメバルが1匹だけ。
なんしか風が強くて強くて、釣りどころじゃなかったこともあってね。
この日は風を避ける為に漁港の屋根があるところへ移動して釣っていました。
すると、釣り以外にこんなことがありまして。
私と長男坊(9歳)が釣りをしていると、うしろの構内を子供がリードを引きずった小型犬(パグ?)に吠えまくられながら追いかけ回されていました。
あれ?なんと!
追いかけられとるのは釣りに飽きて暇をしていた次男坊(6歳)やんけ!
いつまでも追いかけてくる犬を振り返って見ながら顔面蒼白で走る次男坊と小型犬の走る速さがちょうど一緒くらいだったこともあり、追いつかれるでもなく、振り切るでもなく、両者とも走り続け、そのうしろを飼い主のおばさんが追い掛けて、そして、さらにそのうしろを私が追い掛けていくという絵面となりました。
あの小型犬のテンションだと、次男坊に追いついたら足とか噛みそうだな。
でも、彼は釣りでライフジャケットを装備しているから防御力はありそうだし。
とか思いながら次男坊を助けるべく走って追い掛けておりました。
すると、漁港を散歩中の老夫婦の横を次男坊が駆け抜けたあと、その老夫婦がしゃがみこんで小型犬を取り押さえてくれるのが見えました。
飼い主のおばさんは暴走犬を抱きかかえながら次男坊と私にひたすら謝っていましたが、私と次男坊が一言二言の会話を交わしていると、いつの間にか暴走犬を抱えたおばさんは忽然と姿を消していました。
周囲の漁港内を見渡してもどこにいませんでした。
次男坊のピンチを救ってくださった老夫婦もびっくりされてました。
なかなかの逃亡スキルやな。
まあ、別に大事なかったしええんですけどね。
私も釣りでサングラスしてたからね。
暴走犬のおばさんもサングラスの父親は怖かったでしょうし。
次男坊は泣いてなかったけど、逃げるのに必死で泣く暇がなかったというのが正直なところやな。
どうして犬に追い掛けられたのかを次男坊に尋ねると、おばさんと犬が散歩している前を鳩の真似をしながら通り過ぎようとしたところ、突然、犬が興奮して吠えだし、走り出したそう。
びっくりした次男坊が走って逃げだしたので、犬も飼い主のリードを振り切って追い掛けてきたらしい。
これはきっと夜泣きするな~と思いながら帰途につきました。
で、たったの一匹ですが、せっかくの釣果です。
メバルの煮付けにしよう。
鱗とワタを取り除き、煮付けで調理してみました。
テッテレ~♪♪
うまいじゃないっすか!
気がついたら、魚好きの次男坊がほとんど食べてしまいました。
次男坊、そういえば夜泣きしなかったな。
まあ、もうそんな年齢でもないか。
それもこれも萌愛な思い出やね。
ご馳走様でした。