萌愛シアター(2025年4月編)

2025年4月も映画館へ萌愛でGO! ※ネタバレあり

悪い夏

まあ、あれや。
ええ年齢になって発情するとロクなことにならんと見せつけてくれる。
それにしてもあの序盤のうだるような暑さの描写や演出の設定はどこへ?

片思い世界

これは前情報は一切なしに観た方が絶対にいい。
どことなくジョジョの奇妙な冒険の作者が考えそうな設定の世界観。

確かに設定が設定だけに矛盾やアラ探しをするとキリがない。
でも、こういう異世界パラレルワールド世界線があってもいいなと思う。
大切な人やペットを亡くした経験のある人にとっては救われる気持ちになるかも。

続編があるといいな。
この三人が揃うのはもう難しいか?

おいしくて泣くとき

當真あみさんが子犬っぽい可愛さ。
クラスになんかいた感じの子ですね。

ラストのバターしょうゆ焼きうどんの食事会。
あれだけ探してくれていた弟にも声を掛けて呼んであげましょうよ。

二人ともおじさんとおばさんになって。
こういったハッピーエンドもいいですね。

ファーストキス 1ST KSS

不思議なタイムリープもの。
夫婦の寄りを戻すというより、離婚届を提出する直前に死んでしまった夫が死ななようにするルートを探るためのタイムリープを繰り返す。

これが何度やっても若かりし頃の夫に好意を持たれてしまう。
未来からやってきているからおばさんになっているにもかかわらず。
そして、アレコレと手を打つも現実世界に戻るとどうやっても避けられない夫の死。
なんだったかの映画かドラマにもあった歴史の修正力というやつですね。

ラストのタイムスリップでが結果的に未来の夫にすべて告知してしまう。
この直後に出会って夫婦になるが問題だらけの夫婦生活で離婚することになると。
そして、離婚届の提出日に人を助けるために駅のホームで死んでしまうことも。

時間切れで最後のタイムスリップから帰還。
さすがにすべてを種明かしが功を奏すしたのか夫婦円満の未来に変化している。
でも、子供が生まれたりする未来にはなっていないようだ。

そして・・・。
歴史の修正力というものはおそろしい!

あとがき

エイプリルフールがいつまで続くねんという4月のトランプ劇場。
二期目は一期目の遙か遠く斜め上のめちゃくちゃ下品なプロレス政治。
萌愛もなにもあったもんじゃない。

アジア時間に米国債ブン投げ暴落(金利急騰)と中国に続いてのEUの15日発動の報復関税の本気度に「今日はこのくらいにしといたらぁ!」ときたもんだ。
吉本新喜劇もびっくりのトランプ劇場。

トランプ大統領がどんだけプロレスリングで暴れようとも。
いうても、日本国と中国と英国は米国債の大量保有者という事実。
その中でも日本国は米国の最大の債権者やで。
これが企業なら保有割合に応じて米国へ政治閣僚を送り込んでもいいくらい。

米国が中国を必要以上に追い込んだら米国債をブン投げるかもしれない。
日本だって農林中金や地銀が米国債を放り出さないといけなくなるかもしれない。

その昔の江戸政府。
それこそ米国を皮切りに先進各国から関税自主権治外法権を放棄させられて。
新政府は陸奥宗光小村寿太郎がそれらを撤廃させるのにどれだけ苦労したことか。

なんか、不思議なかたちでまったく逆の図式になっている。
米国に関税自主権を放棄するように圧を掛けまくる日本やEUや世界各国。
MAGAを掲げる米国が関税自主権を訴えるというのがめっちゃ皮肉やね。

米国政府は財政規律がこのままではマズイと危機感が強いのはわかる。
売り手良し、買い手良し、世間(世界)良しの三方良し。
でも、今回のはそのどれもありまへんでしたわ。

ヘイッ!
ドナルド!
今回のはディールやあらへんでっ!
インサイダーっちゅうやつやでっ!
ビジネスと政治はちゃうんやでっ!

合掌萌愛。