ラーメン富士丸神谷本店のマスターはスカウターでお客さんがどれくらい食べられるかを見抜いて麺量を調整しているに違いない!

ラーメン富士丸 神谷本店(東京都北区-神谷)

人生最初の二郎系ラーメンがココ。
かれこれ20年くらい前かな。

東京在住の友人に連れてこられて。
四分の一も食べられたかどうかでギブアップ。
このタイプの味も初めてだったしね。
丼で山の盛りのカタチがちっとも変わっておらず、さすがに残すのは恐れ多い量だったのでよく覚えている。

豚増しに全増しだけじゃなく、おそべきことに麺増しやったんよ。
本当にアホなお調子者の友人である。

その節はいっぱい残してしまってゴメンナサイ!

その後、10年後に再訪し、国産ブタメンを麺少なめで完食のリベンジ。
そして、さらに10年後が今日。
つまり、三回目である。

17時40分に到着すると5番目。
先刻から雨が降り始めている。

ラーメン富士丸 神谷本店

これがけっこう雨が降り出してて。
そのお陰でオープン前の行列が控えめなのかも。

ラーメン富士丸

店前の自販機で黒烏龍茶を購入。
飲みながら開店を待つべし。

んん~。
ええ~っと?

18時を過ぎてもちっともオープンせず。
何待ちなのかわかんないけど、雨やからそういうの勘弁してほしい。

ロスタイム、いや最近はアディショナルタイムか。
延長されること10分程でいよいよオープン。

券売機でブタメンをポチッとな。(今回は麺少なめじゃないぞ?)
あと、ブタカスあぶらと生たまごもポチッとな。

1,450円+50円+100円=1,600円(※2022年7月現在)

ラーメン富士丸 神谷本店 カウンター席

なんかいろいろと調味料があるね。
カウンター席は奥行きもないし、けっこう狭い。
お隣さんにもちょっと気を遣う感じ。

コールはニンニク。
ドドーンですよ。

ラーメン富士丸 神谷本店 ブタメン

いただきます。

見事なまでの肉塊ブロックのタワー。
ちもやんは冷たい肉塊はイヤなのでスープに沈めたい派。
でも、このままでは沈めるスペースがないやん。

というわけで、ちょっと減らすべく熱々の麺を引っ張り出して喰らいつく。
湯気が立ち上る麺をハグッとズビズバ!

ラーメン富士丸の熱々麺

二郎系の中ではここの麺が圧倒的にウマし。
なんでかはわからない。
麺の密度やら歯応えやら風味やらのいろいろがいい。

生たまご(税込100円)

ここへ麺の一部を移してしまおう。
うん、そうしよう。

そんでもって肉塊ブロックをスープの底に沈めるべし。
うん、そうしよう。

ブタカスあぶら(税込50円)

豚脂と肉カスのアブラまみれ。
これをさっきの麺の取り分け分にトッピング。

ラーメン富士丸 すきやき風

ババーン!
ニンゲンの本能が求める「塩・脂・糖・蛋白」の完全食!
萌愛すぎる!

ウマし!
めちゃウマし!
萌愛すぎる!

それにしてもこのブタカスあぶらは濃いな。
すんごいアブラに負けないすんごい塩味。

ラーメン富士丸 神谷本店 ブタメン

温まった肉塊ブロックにかぶりつく。
肉を口いっぱいに頬張っているという多幸感に包まれる。
塩味もよく効いている。

ラーメン富士丸の麺

今日は麺少なめじゃない。
まだまだいっぱいある。
満腹感が襲ってくる前にワシワシと麺を食べるべし。

それしても。
いろいろな何かと引き換えなのであろうウマさ。
うん、今考えることじゃないな。

肉塊ブロックを頬張りつつ、溶き卵に麺をからめつつ、完食を目指す。
正直、肉塊ブロックだけでお腹いっぱい。
野菜を増やさなくてホンマに良かった。

明らかに箸が重くなってきた。
もうとっくに限界突破しているのは自覚している。
なんか小宇宙みたなのが脳内にチラつき始める。
満腹すぎて思考が無重量状態というか。

意識朦朧のギリギリで完食のゴール!(※スープは残した)
ご馳走様でした!

達成感と同時に麺が少なかったんだと冷静に思う。
マスターがブタメンでもギリギリで食べきれる麺量にしてくれたのだろう。
カウンターから見ていても麺茹でと丼への麺分けはテキトーなんだもん。
だって、あのブタの量からどう考えても麺を食べきれるわけないもんね。

達成感と膨満感と萌愛感に包まれながらの帰路。
コンビニに立ち寄りたいけど、周辺には見当たらず。
人口は多そうなのにね。

10年後に四回目あるかな?