2023年1月も映画館へ萌愛でGO! ※ネタバレあり
かがみの孤城
芦田愛菜ちゃんのオオカミ様の元気ハツラツな発声でファンタジー世界が開幕。
その割にはヒロインの正確もあって淡々と進んでいくストーリー。
ワクワクも冒険もないけど、不思議と引き込まれていく。
登校が一つのテーマ。
たかが学校、されど学校。
ストロベリーティーのシーンで「ん!?」となったり。
最後は駆け足だったけど、よく2時間にまとめられたと思う。
期待値を遙かに上回る内容でした。
ファミリア
移民や二世などテーマが大きいところへ半グレの私怨のインパクトが強いね。
加速度的にみんなが不幸になっていく。
国際結婚をしたばかりの息子。
建設プラントで働くエリートエンジニア。
すごく大変な仕事なんだろうね~。
陶器製造業の実家を継ぎたいだなんてね。
天然資源開発のプラント建設現場のテロシーン。
アルジェリアの日揮の同事件を思い出さざるを得ない。
エリカさんが乳丸出しになるシーンの必要性はあったんかな?
ひみつのなっちゃん。
せっかく面白そうなテーマやのにどうしてこうなった?
結局、バージンさんのダンスも見られずじまい。
なっちゃんのお母さん。
なんだか親の総取り感やな。
近江商人、走る!
小エピソードやらキャラ設定がすっごい雑やな。
NHKの歴史クイズなんかの再現ドラマ風のやつのがクオリティ高いかも。
映画 イチケイのカラス
壮大なスケール風も終わってみればコンパクトにまとまっている。
男前やけどガリガリで貧相な主人公に対して、ムチムチの豊満で健康的なヒロイン。
多数派の正義が排除と停滞へ。
すべての組織に当てはまるよね。
別に地方都市だけじゃなくても、大企業でも国政でも似たようなもの。
法の正義にどのくらいの自浄作用があるのか?
非常宣言
バイオテロの緊迫感とこれでもか感がまさに韓国料理みたい。
でも、終盤は濃厚すぎて飛行機の時間軸と地上の時間軸の違和感が極まってくる。
地上の展開が盛りだくさんで巻き巻き。
そんなにあれもこれものイベントをこなす時間ないやろ~。
自衛隊の戦闘機が民間機に発砲するのも日本人的には違和感があるな。
検討使にはとてもじゃないけど時間が足らなさすぎて無理やろ。
機内の乗客がスマホで自分たちの置かれた状況をオンタイムでSNSや動画、ニュースで知ることができるという展開はリアリティがあったな。
エンドロールのつづき
ニューシネマパラダイス的なものかと思ったら中盤移行はぜんぜん違う。
鉄道沿いのガキンチョ男子の集まりだけあって窃盗やら悪さだらけ。
いたずらの内容が映画へのリスペクトというか冒涜に感じられる描写も。
でも、現代はそんなに単純ではない。
事実、サマイの家もバラモンにもかかわらず、チャイ売りで生活にも苦労している。
曰く。
一つは、英語ができるか、できないか。
もう一つは、街を出るか、出ないか。
インドは教育格差がまっさかりなのかもしれない。
いたずらばっかりだけど、インドの田舎の子供たちの日常生活が垣間見れる。
お母さんのお弁当を持っての学校生活、稼業を手伝って、放課後には近所の友達と遊び回って。
特にインドのお母さんというものがよく伝わってくる映画。
色鮮やかで音も聴こえてくる調理のシーンがいい。
それらの料理やお弁当がどれもこれもとってもおいしいそう。
お母さんがお弁当を包むシーンが何度もあって、なんともいえない幸福な気分になる。
自分にも覚えがあるけど、子供のサマイにはこの有り難みがわからない。
映画と交換条件でお弁当を映画技師のおじさんにあげちゃっている始末。
嫌いなはずのオクラのカレーをリクエストするなど、息子がお弁当を食べていないという嘘をお母さんはお見通しみたい。
父と息子のサマイが語り合う様子を口を挟まず見守るインドのお母さん。
なんと急行の出発まで14分!
急いでお弁当を包むインドのお母さん。
下の娘の両手を持ってグルンと回して背中に担ぎあげて見送りに駆け出すインドのお母さん。
インドのお母さんが萌愛すぎる。
カレーとお母さんの組み合わせは最強やな!
レジェンド&バタフライ
東映70周年記念作品。
序盤の青年期の信長と家臣団の雰囲気がいいね。
勿論、野望と組織拡大で全体の雰囲気が変わっていくわけだが。
貧民街で大量殺戮をするレジェンドとバタフライ。
海外映画でたまに感じる道徳感や価値観の相違からくるような違和感。
このシーン、いる?
当時の新興宗教でもある南蛮とつながっていく信長。
そして、宗教団体との闘争。
坊主BBQや一向宗虐殺へ。
終盤に登場する徳川家康が特殊メイクっぽくて不自然だな、と。
案の定、エンドロールでびっくり。
斎藤工。
まったくわからんかったわ。
そもそも登城と食事のシーンのみ。
最初からサプライズ目的の為の出演やね。
あとがき
ユニクロを始め、ディズニーランドやら確実に賃金上昇の波がきてるね。
日本国内も消費者物価指数が着実に上がっているしな。
うちの業界や会社は賃金上昇なんて関係ないというケースもあろう。
でも、だとするとそこは淘汰される可能性が高い場所かもしれないね。
昨年の11月くらいから東京のホテル代も高騰している。
消費者物価指数の10倍ぐらい上昇しとる。
インバウンドの再会であらゆる需要が高まる一方で供給が追い付かない。
労働力という供給も不足するのは間違いない。
経済の基本は需要と供給なので賃金上昇は一過性ではないように思われる。
団塊世代の後期高齢者全突入も目前だし。
だましだまし働いていたこの労働力人口がゴソッと抜けるんだから。
留学生や小手先の外国人労働者を招聘するくらいじゃ追っつかないでしょ。
数年後にはラーメンやマクドナルドが2,000円とか。
もし、賃金上昇が3~4年も続けばあり得る話だと思っている。
かつてのデフレの失われた30年は萌愛な時代だったなと回顧してみたり。
トヨタの社長も交代するみたいだし。
これからの数年は社会システムの大きな転換期の到来かも。
いや、もう到来しているのかもしんないね。