らあめん満来(新宿)
ラーメン屋というより蕎麦屋さんみたいな店構えのらあめん満来。
この「らあめん満来」の番頭だった人が暖簾分けのかたちで継承し、営業しているのが「らぁめんほりうち」ということになっているらしい。
ややこしいことに満来は一旦閉店しており、満来の二代目がそのほりうちと同じ通りの40~50m先に再オープンしているみたい。
ちょっと高めの価格設定やけど、まあ、新宿やからね。
特にちゃーしゅーらあめん。
大盛仕様も300円増とあって、どんだけ増量なんやろうと。
でも、ここのは最初から麺量多いからね。
「我こそは大食漢也!」というフードファイターさん以外は大盛にせん方がええよ。
前回(数年前)に来たときはらあめん。
今回は初挑戦のちゃーしゅーらあめんをポチッとな。
満来もほりうちもざるやざるちゃーしゅーの方が有名みたいやけどね。
そうそう思い出したよ。
この給水機がカウンター席に等間隔で設置されているの。
これ便利よね~。
おっと~。
肉塊がハミ出ているやん。
ゴロンゴロンとある肉塊ちゃーしゅー。
あと、大量のもみ海苔があって、その下にちゃんとメンマがあります。
でも、ほうれん草はちゃーしゅーらあめんに昇格すると無くなるみたい。
いただきます。
中華そばでもなく、本当に「らあめん」という感じ。
麺は手打ちの縮れ麺らしいというかピロピロしている。
写真のような脂身のあるちゃーしゅーは少ない。
基本的に赤身の分厚い肉塊たちがゴロンゴロン。
この肉塊を温めるべくスープに沈めようとすると、幾つもゴロンゴロンとあるもんだから、すぐにスープが熱々じゃなくなってくる。
科学的な根拠は知らないが、麺はスープがヌルイとすぐにノビる。
いや、スープがヌルイと麺がノビたように感じるのかもしれない。
なんか、甲府市の蓬莱軒本店のラーメンを思い出した。
チャーシューもちょっと似ているし。
先に麺を急いで食べきってしまう作戦に変更する。
そうやってピロピロ麺を集中的にズルズルやっていると、やっぱり、麺量が多いなと思うわけであります。
これはどう考えても酒を飲んだあとの〆の一杯で食べきれる麺量ではないね。
そして、この大量のもみ海苔は思い切っていらないんじゃないかとも思ってみたり。
或いは、もみ海苔じゃなく、4切とか8切の海苔あたりでどうでしょう。
もみ海苔は麺へのからみはいいんだけど、口にさわるというか、歯に挟まるというか。
中盤頃にはもみ海苔がスープでふやけて溶けてくるしね。
これが店の狙いなのかもしれんけど。
麺をたいらげてから、温かくなったちゃーしゅーをじっくり味わいます。
卓上のお酢を垂らしたりしながら。
肉塊をムシャムシャを頬張る満足感がこれでもかと得られます。
満腹になってからのちゃーしゅーゴロンゴロンは食べ応えも倍増やねぇ。
ぐわぁ~。
お腹いっぱい。
満来とほりうちを連食できる人はすごいわ。
ちもやんにはム~リ~。
ご馳走様でした。