中華そば青葉（中野）
青葉らあめん（心斎橋）
麺屋武蔵の圧倒的なレベルに感動したちもやん。
その流れで同じ「96年組」の懐かしい中華そば青葉へ。
高校時代の上京した友人に連れて行ってもらって以来やな。
だから驚くべきことに四半世紀ぶり。
こっからは四半世紀前の小話。
関西にも東京でラーメンが流行っているらしいと。
なんや「くじら」や「青葉」に「武蔵」やら。
あるとき、友人のシマッチが「青葉」へラーメンを食べに行こうと。
いざ、大阪の心斎橋へ。
こっちはこっちで普通に有名なんだけど、大阪ミナミの「青葉らあめん」へ。
みんなよく知らんもんだから「これが青葉のラーメンか～」とかいって食べている。
てっきり、ここが最近ブームの「青葉」なんだと疑いもなく思い込んでいる。
すると、店主が笑いながら言うわけですよ。
「あんたらの言うてる青葉は東京のラーメンやろ～？」と。
「たぶん、おっちゃんとこのはあんたらの思てんのとちゃうで？」と。
みんなシマッチに担がれとったんやね。
当時、大阪のラーメンという食べ物の位置付けはそんなもの。
店主曰く、青葉つながりで勘違いしたお客さんがけっこうおったみたい。
ここのは青梗菜の入ったラーメンでね。
今は閉店して松屋町の方に暖簾分けされた「青葉らあめん ほんまもん屋」というお店があります。
中華そば青葉（中野）
こちは東京の青葉。
それこそ四半世紀ぶり。
中野ブロードウェイの通りじゃなく、呑兵衛が好きな方の路地を歩く。
すると見えてきました。
めっちゃ換気のいいお店やね。
なんか角っこにある置き石がいい。
食券を購入します。
何にしようかな。
特製中華そばをポチッとな。
中華そばか特製中華そばというのが潔い。
間のメンマや煮玉子、チャーシューだけというのがない。
「チマチマすんな、のせるなら全部のせんかいっ！」という。
こういうの江戸っ子というんかな。
カウンターから調理の様子がよく見える。
注文した特製中華そばが手際よく盛り付けられていく。
いただきます。
四半世紀ぶりの懐かしさというより、ここのラーメンはもともと佇まいやスタイルがノスタルジー系やね。
シマッチに告ぐ。
これが当時の東京で流行っていた「青葉」やで。
青梗菜は入ってないんやで？
今ではじんわりとあっさりとしたスープ。
当時はこれでも濃厚スープやったんやろうな。
ご馳走様でした。
中野ブロードウェイ
食後の運動も兼ねて散歩。
中野ブロードウェイ。
中野ブロードウェイといえばまんだらけ。
コンセプト別にまんだらけのテナントがいっぱいある。
こういのが好きな人は一日過ごせそう。
それにしてもコレクターの世界だからどれもこれも高いな～。
中二階とかけっこう複雑な構造の雑居ビル。
ヘンなスポットもあったり。
外国人観光客はこれで写真を撮ったりするのだろうか？
なんかキャッスルもあったり。
インパクトあるなあ。
あまりにも萌愛すぎる光景。
外国人観光客も喜びそう。
お土産や誕生日プレゼントに喜ばれるかも。
中古の腕時計屋さんがいっぱい。
かめきちのほか、有名店がいっぱいテナントで入っている。
インバウンド観光客もいないし、時間があればじっくり見て回りたい。
スイスの腕時計は貴金属の一種とされるだけあって、どんどん価格が高騰中。
世界の金価格高騰と円安がモロに影響しているのがこの分野やね。
スイス腕時計業界は日本製クオーツ時計に淘汰されかかったけど、別の価値の確立で逆に付加価値を高めて生き残ったよね。
しかも、超スイスフラン高をものともしない程の価値と差別化戦略。
日本が安かろう悪かろうに走って失ったウン十年との対比が凄い。
そら企業価値も賃金も上がらんわ。
