つけ麺 丸和 尾頭橋店(名古屋市中川区)中華そば

つけ麺 丸和

おそらく、東海圏のラーメン店の中でも、いろいろな点において完成度が高いんじゃなかろうかと思われる一店。
本店は、同じ名古屋市中川区の春田本店。
でも、金山駅に比較的近い尾頭橋店に行くことが多いかな。
といっても、徒歩10分くらいあるけどね。

f:id:chimoyan:20211020113511j:plain

つけ麺 丸和 尾頭橋

10年くらい定期的に通っている。
初めて「つけ麺」をおいしいと思ったお店。

つけ汁が石焼の器でグツグツと煮えたぎって提供されるんよ。
熱々重視のちもやんにとってコレ超重要。
お陰様でメンマやチャーシューも芯から熱いねん。
さらにあつもりにしたら最後までアツアツでいけるよ。

濃厚こってりの丸和ベースと和風魚介しょうゆの嘉六ベースが店の味の中心。
それらをミックスしたハーフとか、カレーアレンジやご当地の台湾つけ麺もあります。
ほか、味噌ベースとか期間限定でいろいろとチャレンジ精神も見せてくれます。
料理の素人ながら、この店はどれもこれも完成度が高いと驚くお店です。

今の一番人気は汁なし台湾(まぜそば)なのかな?
いつも注文している人が多い気がします。
追い飯で店員さんが忙しそうなので。

ご存知の通り、この「台湾まぜそば」の発祥は「麺屋はなび」です。
このご当地料理のジャンクなウマさは「麺屋はなびの台湾まぜそば」に軍配が上がるけど、料理としての完成度の高さでは「つけ麺丸和の汁なし台湾」に軍配が上がるという判定をしている「ちもやん」です。

そして、つけ麺丸和

実は、一周回って、中華そばが一番おいしい。
勿論、注文時に無料の大盛コールです。

これです。

f:id:chimoyan:20211020112654j:plain

つけ麺 丸和 尾頭橋店-中華そば(税込750円)※2021年10月現在

めちゃくちゃ魚介系の和風スープです。
これでもかというくらい。
なんしかスープというよりも出汁が濃厚で旨い。
さかなクンもびっくりの魚魚魚!(ギョギョギョ!)の魚介出汁!

でも、流行の煮干しのえぐみを感じるくらい全面に押し出すようなことはしない。
そのギリギリのラインがこの店のセンスなんよね。

メンマもぶっとくて歯応えバッチリ。
海苔も「なんやねんこれ!」というくらいすっげー風味を感じる。

スープは写真の見た目よりもちょっとばかりオイリー。
それもあって、着丼時のこの中華そばがめっちゃ熱いねん。
おそらく一般的なラーメンの提供時の温度より意図的に高いはず。

さすが看板メニューのつけ麺も石焼の器でつけ汁をグツグツにするお店。
ラーメンにおける「熱いは旨い」を心得てはるんでしょう。
とっても萌愛で好感が持てます。

f:id:chimoyan:20211020112702j:plain

つけ麺 丸和 尾頭橋店-中華そば

つけ麺・まぜそば・ラーメンと好みの問題はあると思うけど、つけ麺丸和に限っては、どのタイプの麺料理を食べても完成度が高く、それぞれの麺料理としてのポイントをちゃんと押さえていると思わせられるんよね~。

ご馳走様でした。