台風で週間天気予報と雲行きの怪しい中を北勢へ
喜多方ラーメン坂内
長男(10)と親子二人で釣りの小旅行へ。
車で昼時に四日市市内を走行していると、ちょうどいいお店を発見。
全国チェーンの中でも好きなお店の一つやね。
年齢を重ねる毎にこの喜多方ラーメン坂内のありがたみが上昇中。
ずっと後世に残したいラーメンの一つ。
コロナ感染対策により、未使用テーブルやカウンター席があり、その分だけ少し並びますが、回転がいいからすぐですわ。
待っている間に由来の「坂内食堂」を案内する立看板を眺めてみます。
そうこうしていると入店。
店内は広くてキレイ。
注文はもうね、焼豚ラーメンに決まっているやん。
それにランチサービスの小ライス。
長男(10)は喜多方わんたんラーメン。
そして、同じく小ライス。
長男(10)が注文した喜多方わんたんラーメン。
わんたんに焼豚が5枚ものっていやがるぜ!
そう、この坂内はスタンダードなラーメンでも焼豚が5枚もあるんやで。
なんちゅう大盤振る舞いでサービス精神に溢れるお店やねん。
で、真打ち登場!
ぬお~!
全面的に焼豚!
いったい何枚あるのやらです。
萌愛すぎる。
あっ、一面の焼豚で覆われて見えませんが、メンマもネギもちゃんとありますよ!
この焼豚は、ご覧の通り角煮に近いです。
まあ、ほぼ角煮です。
脂身とのバランスが最高でトロトロですわ。
この焼豚を3~4枚でも小ライスの上へ配置転換すれば焼豚丼のできあがりよ。
スープはあっさり醤油ですが、ちょっと甘味系のコクが立ってます。
焼豚とご飯とスープでも満足してしまいそうですが、麺も特徴あるんよね。
ちょっと平べったいツルツルの食感の縮れ麺であります。
手打ち麺なのかな?
少なくとも手打ち麺風です。
麺を啜ると麺がプルンプルンとお口の中が気持ちいい。
店内のほかの席ではこの焼豚ラーメンを大盛しているお客さんもけっこういるね。
ちもやんは焼豚がたっぷりだから麺は普通でお腹いっぱいであります。
長男(10)もギリギリ完食できたようです。
よく食うヤツです。
ご馳走様でした。
白子漁港
白子漁港へ到着。
近くにトイレや芝生のある駐車場が運良く一つ空いていました。
芝生には幾つかのキャンプテントが見えます。
今、キャンプブームらしいからね。
この桟橋のすぐ横が砂浜になっていて、家族連れの海水浴客もそこそこいます。
長男(10)の靴と靴下は、その波打ち際で波にやられて水没しました。
曇天で日差しにやられてしまうことはありませんでしたが、台風一過後、海がゴミだらけでした。
きっと河川から流れ込んだものでしょう。
キス狙いでしたが、天秤や仕掛けが草木やゴミでワチャワチャになって釣りどころではありませんでした。
周囲もサビキでサッパがちょっと釣れているだけという感じかな。
夕方までノンビリとやや強めの潮風に吹かれて過ごしました。
川出拉麺店
今夜の宿であるホテル多度温泉への移動中にあったこちらで夕食。
ラーメン好きの長男(10)がラーメンがいいというもので。
屋号は川出拉麺店とありますが、なぜか看板は「でーかわラーメン」です。
この戸惑いは入店してからも続きます。
券売機で事前購入制なのですが、券売機のボタンやメニューが多いし、商品サンプルの画像や写真的なものもないし、まったくもってよくわかりません。
でーかわラーメンやらなんやらイメージがまったく浮かばない。
事前にネットで食べログやら見ているお客さんばっかりじゃないんだけど。
戸惑っていると、大将だか店長が厨房からやいのやいのと商品説明をしてくれますが、写真付きのメニュー表なりがあれば済む話なんやけどな。
後続のお客さんが入店してきたので、迷惑をかけるのもなんだし、もうなんでもいいやと「でーかわラーメンZ」のボタンをよくわからないままプッシュ。
チケットを店員に渡すと、今度は何味にするかと尋ねられる。
味噌やら塩とか選択できるらしい。
それならばとキッパリと醤油をオーダーすると、醤油の場合だと「Z」にならないから、差額分の海苔をサービスしておきますね~、と言われてしまいました。
もうなんやようわからんけど、釣りと運転で疲れているし、おっしゃるとおりにしますという心境でカウンターでおとなしく謎の多い店内を見渡します。
超懐かしい。
中日ドラゴンズ時代の田尾安志。
プロ野球チップスのカードを持ってたわ。
んで、券売機で注文後にカウンター席でメニュー表を改めて見てみると、種類が多いのはわかったけど、メニュー表を見てもやっぱりよくわからへん。
海苔の持ち帰り販売や通信販売の案内が卓上のあちこちにあります。
どうやら、この川出拉麺店は川出海苔店が母体のようです。
店内の壁紙を見渡すと、あちこちに出川哲朗の写真があります。
スイカのヘルメットを被ったバイクの旅のヤツかな?
それとも出川哲朗の実家と同業の海苔つながりなのかな?
詳細はわかりませんが、出川哲朗の公認ラーメンなのだとか。
あ~、それで「でーかわラーメン」なのか・・・。
やってきました「でーかわラーメンZ」もどき。
醤油ベースの海苔サービスバージョンらしいです。
背脂が浮いてます。
コーンがチラチラと見えています。
価格の割にはトッピングが普通かな。
でも、きっとそこは海苔がそんじょそこらの海苔とはちゃうんやろ。
モヤシをワシワシと食べると、麺が顔を出してきます。
麺は少し太めでモッチモチ。
食べ進めていると、確かに突き抜けて海苔が旨い。
カウンター席の隣ながら感染防止対策のクリアボードがあって、退店まで親子二人で默食でしたが、完食した長男(10)もやっぱり海苔が旨かったらしい。
あと、穴あきのレンゲでスープの底に沈んでいるコーンをすくって食べるのが楽しかったそうです。
再訪あるとしたら海苔ラーメンだな。
ご馳走様でした。
ホテル多度温泉
東建コーポレーションの優待券での宿泊。
多度大社をずっと登っていったところにあるゴルフ温泉リゾート。
夜に到着したのでホテルの周囲は真っ暗ですが、部屋のベランダからはどっかのテーマパークみたいなライトアップも見えます。
ナイトプールもあるようです。
ホテル館内に鎧兜や刀剣があちこちに飾られています。
刀剣コレクションのちょっとしたミュージアムもあります。
東建ならぬ刀剣ですね。
ホテル全体からかつてのバブルの匂いを感じます。
温泉の露天風呂に入ると、大自然の声や音が賑やかに鳴り響いています。
基本的に大量の蝉の元気な鳴き声やけどね。
長男(10)は、部屋のベッドサイドに備え付けられていたプラネタリウムがいたく気に入ったようでした。
部屋を暗くして天井に移る星座を眺めてご満悦でした。
朝、ニワトリの鳴き声で目が覚めました。
雄鶏の「コケコッコー!」の朝鳴きですね。
なんだかベトナムとかの東南アジアの朝を思い出します。
夜間にライトアップされていたのはゴルフ場でした。
東建ホームメイトカップの看板も見えます。
ゴルフ好きはみんな早起きですね。
チェックアウト時に240円だったか入湯税だけ支払います。
少し釣りをして帰ろうかと山を下ります。
やはり、天気が急に崩れてきました。
さすがにこの雨では釣りは無理かな~。
釣りの場合は雷も恐いしね。
釣りを楽しみにしていた長男(10)を説得します。
車内で親子で協議ですわ。
すると、釣りは諦めるからラーメンを食べて帰りたいとのこと。
おい、またラーメンかよ。
麺屋はなび 桑名店
それならと車を少し走らせて、麺屋はなびの桑名店へ。
到着すると店外にそこそこ並んでいます。
見ると店内の並びも少しあります。
まあ、ほかを探すのも面倒なので並びます。
けっこう雨が降っているのにさすが人気店やな。
ちもやんは「カレー台湾まぜそば」の辛さマシ。
辛さマシは30円とかやったかな。
長男(10)は「塩ラーメン」のチャーシュー増し。
先にやってきたのは塩ラーメン。
めっちゃ旨そうやん。
しかも、チャーシュー増し。
ネギのトッピングが白ネギと青ネギなのがいいやん。
こんなん絶対に旨い塩ラーメンに決まってるやん。
カレーっぽくないけど、ちゃんと混ぜていると、スパイシーなカレー臭がっ!
一口目から容赦なくいろいろとガツンときます。
そして、しっかりと辛い。
辛さマシの分だけきっとさらに辛いのでしょう。
唐辛子で辛いのではなく、ちゃんとカレーがスパイシーに辛い。
台湾ミンチとニンニクやタマネギの辛さもあるね。
瞬く間に全国制覇をした感のある台湾まぜそばのカレーバージョン。
麺を大盛にすればよかったよ。
初めてカレー台湾まぜめんを食べたからハッキリとわからないけど、カレー台湾まぜめんの場合、スパイス以外の辛味はタマネギだけに任せて、ニンニクの辛味はナシの方がいいかも。
再訪時はニンニクをナシにしよう。
あっ、でも次回は塩ラーメンを食べてみたいかも。
最期に追い飯をちょっともらって完食。
ご馳走様でした。
長男(10)も完食。
チャーシューがめっちゃ旨かったらしい。
車内で昨日から食べたラーメンでどれが一番美味しかったかを長男(10)に質問してみると、彼の回答はこうでした。
麺は喜多方ラーメン坂内で、スープは川出拉麺店で、チャーシューは麺屋はなび。
まさか答えをミックスするとは思いませんでした。
やはり、大人は頭が堅いですね。
雨の中の帰路を、ミニストップで期間限定のマスカットのソフトクリームを食べて、健康ランドの温泉に立ち寄って帰りましたとさ。