走れロム
仕事関係者のお誘いを受けて、ベトナムの走れロムという映画鑑賞の為、京都の烏丸御池の新風館へ。
こじんまりとしてますが、キレイで雰囲気のある映画館ですね。
けど、走れロムの上映が始まってもぜんぜんお客さんいないし・・・。
4~5人?
公営の宝くじを利用した庶民のノミ行為のお話。
その公営くじの当選番号下二桁を予想するというノミ行為。
パッと見ではそれとはわからないようなノミ行為を受け付ける闇業者が市中にはいっぱいあり、その闇業者と庶民の売買をパシリで結びつけるのがストリートチルドレン。
パシリの区域にもストリートチルドレン的に縄張りがあるみたいです。
妙に複雑そうなシステムに見えるけど、ノミ屋とパシリと庶民が不思議とアナログな仕組みで賭事がちゃんと機能しているというベトナムあるあるがよく伝わってきました。
このノミ行為のアナログなシステムが、マフィアや誰かが牛耳ってどうこうではなく、誰彼となく全員参加型で自然とそうなった的な。
霊魂や幽霊を畏怖しながらもご託宣を信じたり、パシリの子供を験担ぎにしたり、それらを賭事のアテにするとかもベトナム人らしいね。
ベトナムの映画は、ハリウッドかフランスかといえば、圧倒的にフランス映画寄り。
全体的にどこか陰気なアクセントが効いている気がしますね。
ベトナムはまだまだ国民が若い国です。
今後、かつての香港や今の韓国みたいにベトナムの映画産業も伸びてくるかも。
才気溢れるベトナムの若者に乞うご期待ですね。
雨林舎
地下鉄東西線で烏丸御池から二条へ移動します。
駅前には佛教大学や立命館のキャンパス。
BiVi二条を越えるとすぐに見えてくるのが、雨林舎。
入り口の看板というか表札がわかりにくいのですが、店内はくつろげる町家カフェなのであります。
このお店はオーナーが素敵すぎる。
萌愛すぎる。
店の軒先の朝顔や中庭の種々の鉢植えも手入れされていて癒やされます。
気が付けば空に虹が珍しくハッキリキッパリとキレイに浮かび上がっています。
それを近所のおばさんがふらっと店内に入ってきて知らせてくれる。
「ちょっと外に出て見てごらん!虹がすごくキレイよ~!」と。
そんな下町の雰囲気が溢れるお店です。
ゆっくりと珈琲とパンケーキをいただきました。
途中で隣のお店のおいさんが焼豚も提供してくれました。
ありがとうございます。
ご馳走様でした。