築地場外市場のフォーシーズン
築地を目指して歩いていると、さっきからずっと救急車だか消防車のサイレンが鳴っているし、近付いてくる感じでめっちゃ近い気がする。
なんと、まさに自分が歩いている橋の下でした。
なんか狭いトンネルに消防車と救急車が列を成して渋滞している。
進まないところを見ると、どうやら現場は真下のトンネルの中かな?
どうやら今歩いている橋の下を右に曲がりながら通り抜ける短いトンネルみたい。
なので、橋を渡りきるとその短いトンネルの先が見えてくる。
曲がり終えたところで壁に接触しちゃったのかな?
それとも運転手の心筋梗塞的なやつかな?
ご無事でありますよう。
築地の喫茶店グルメ。
しかも、パスタもといスパゲティ。
雨上がりの午後。
時間も時間だけにお客さんは少ない。
緑が基調の店内。
そんなに広くない喫茶店だからランチは早い者勝ち。
カウンター席もちょっとだけある。
フォーシーズンといえばの和風パスタを注文。
セットのサラダがソッコーでやってくる。
2Fの窓から築地場外の人の往来がよく見える。
こういうレトロ感のある喫茶店では備え付けの漫画もセットで楽しむべし。
あちこち染みだらけで歴史を感じる。
いやいや、築地で音速の貴公子の実録に出会うとはね。
いったい何年モノの本だろう?
少年ジャンプの黄金期とまんま重なる88年~93年。
マクラーレン・ホンダのアイルトン・セナの超絶頂期。
同時期にプロスト、ピケ、マンセルとか。
94年にセナが二期連続優勝チームのウィリアムズ・ルノーへ移籍して。
そして、サンマリノGPのこの事故で音速の貴公子は散る。
全米どころか世界が泣いた日。
北の国か'95秘密の純くんも泣いちゃったからね・・・。
ちもやんもこの事故以降はF1への興味が見事に薄れていったな~。
せいぜいシューマッハが台頭したくらいまでやな。
明らかにマスコミやテレビのF1に対する扱いも急低下していったから。
日本の経済的な勢いがなくなって、日本企業のスポンサーが激減したんやろね。
そういえば、さっき事故後らしき現場を通ったなと思い出す。
公道は少しでも早く自動運転が当たり前の世界になればいいのにと思う。
ちもやんは公道の一般人の運転技術を信じていないから。
高齢社会のニッポンこそ、この分野で世界の最先端じゃなきゃイカンのちゃうか?
音速の貴公子が散ったサンマリノGPの事故シーンとさっきの事故シーン。
妄想に駆られ始めていると、和風パスタがドン!
一面のグリーンが萌愛!
これでもかと刻まれた大葉がどっさり!
グリーンの下地に刻み海苔もたっぷり!
そして、炒められた熱々のパスタで湯気がモアモアと!
この湯気で大葉の香りが一面に立ちこめる。
それにしても見事な炒めっぷりのパスタ。
湯気で中央付近の大葉の色が変わり始めている。
きっと、蒸し効果があったりなかったり。
いただきます。
どりゃあっ!
ギュルルルル!
ご覧の通り、しっかりと焼きの入ったパスタをフォークで巻き取っていく。
なんや、麺がパラパラで操作しやすいではないか。
これはもう焼きパスタやな。
フーフーしてグイグイと頬張るべし。
フォーシーズンの和風パスタ、めちゃウマし。
ソーセージを切ったのとシイタケ。
たっぷりの海苔とどっさりの大葉。
超熱々に炒められた細めのパスタ。
そやね、なんかもう和風焼きそば。
一気呵成に食べながら、大盛にすればよかったとか、家でも作ってみようとか。
そんなことを考えながらフォークでグルグルと巻き取って頬張っていく。
咀嚼していると、大葉もこんだけあったらジャクジャクとした食感があるね。
そして、歯にいっぱい挟まるね・・・。
大葉が歯にミシミシと挟まるという弱点はあるものの。
これはもう萌愛にウマしですよ。
ぜひ、家でやってみよう。
ナポリタンより台所や食器がベタベタにならなさそうやし~。
ご馳走様でした。