いば昇 本店(名古屋市中区栄)
栄のプリンセス大通りの路地裏。
昭和レトロ感たっぷり。
身長の高い人や欧米人サイズの人は入店するときに頭をぶつけちゃいそう。
昭和の日本人は小柄だったのですよ。
「ぎ」という字のほかはよくかわかりません。
鰻屋の看板あるある。
店内もレトロ感が満載。
天井が低いところが萌愛。
なんか子供の頃にタイムスリップした気分。
子供の頃、親戚とこういう雰囲気のところで食事した記憶が思い出される。
うまき、きも焼き、上鰻丼。
それにノンアルコールビール。
いただきます。
うまきが突き出しのようにやってきた。
断面をバーンとみせるような盛り付け。
できたての湯気で熱々じゃないけど、これはこれでウマし。
醤油が染み染み大根おろしがいいねん。
こちらはきも焼き。
カリッと焼かれた香ばしさに肝の苦みとタレの甘味。
肝のサイズや焼き加減にタレ加減とか、店によって特徴があるよね。
鰻店ではぜひ頼みたい一品。
うまき&きも焼きでやっていると、本命がやってきました。
上鰻丼がどん。
たっぷりめのタレが目立つ上鰻丼。
それに肝吸いに漬物。
焦げの味をちゃんと感じるパリッと焼き。
ご飯も頼もしいくらいタレがたっぷりじゃないですか。
でも、見た目ほどタレの味は濃くない。
ちもやんは関東風の蒸してしっとりふっくらよりパリッと焼きの関西風が好き。
まあ、どっちもおいしいんだけどね。
肝吸いにプカプカと浮かぶ数粒の黄緑色の生山椒の実が萌愛。
これをプチプチと噛んだら、口内やクチビルが鮮烈にビリビリのジーンですよ。
ちょっとの間だけど「う~、い~、あ~!」となる。
その後の口内に訪れる清涼感。
この肝吸いは他店とめっちゃ差別化されてていいと思う。
さすがの老舗ですね。
ご馳走様でした。