道頓堀今井本店(道頓堀)
大阪ミナミ。
あんまりお腹が空いていない。
胃に優しいちょっとええもん食べようかな。
そんな時。
道頓堀今井本店のきつねうどん。
料亭みたいな品格と佇まいのビル。
入口には宵待柳。
柳の下に猫がいる。
だからネコヤナギ。
店舗のすぐ横にはすれ違いもままならない浮世小路。
ここを抜けると法善寺横丁。
道頓堀今井は新大阪駅構内にあるのれんめぐりにも出店している。
でも、ちもやんはそのフードコートでは食べたことがない。
やっぱり、本店の雰囲気があっての道頓堀今井のきつねうどんやと思うから。
入店すると、案内されてエレベーターで4階へ。
いつも4階な気がする。
少なくとも1階で食事した記憶がない。
案内されたテーブル席で、一応、メニュー表を一通り眺めてみたりする。
入店前からきつねうどんと決めているんやけど。
ここめっちゃメニューが豊富なんよね。
季節メニューとか。
でも、きつねうどんしか食べたことがない。
「きつねうどん」
やや小ぶりな器で登場。
立ち食いうどんのきつねうどんとはオーラがちゃうね。
お出汁が染みてズシッとしたお揚げが二枚。
いただきます。
うどんはやわめ。
じんわりと甘めの出汁にフワッとポニョッとしたやわうどん。
キリッとした出汁の讃岐うどんとは違うおいしさ。
加ト吉の冷凍讃岐うどんが登場した時はそのコシとウマさに驚いたものである。
でも、ソウルうどんはこういうじんわりと甘めの出汁系のやわうどんやな。
お出汁を全部飲んじゃった。
ご馳走様でした。
食後の散策で狭い浮世小路を抜けて法善寺横丁へ。
先日、苔が剥がされたと騒ぎになった水掛不動尊のお参りをしよう。
お地蔵さんはどうなっているかな?
ほぼ元に戻っている。
たくましい毛根ですな。
苔でみすぼらしかったからという善意の気持ちにより、ひしゃくで頭の苔をこすり落とされてしまったという騒動。
犯人はニュースで騒ぎを知って驚いたろうね。
すぐに名乗り出たみたいだし。
半年程でかなり苔が戻っているみたいで何よりやわ。
ちもやんもせっかくなのでお参りしていく。
ひしゃくが頭部に接触しないよう慎重に水掛け。
来週の胃内視鏡の生検結果が陰性でありますよう。
内耳開放症が悪化せずに自然寛解しますよう。
ノーモア・ストレス!