京都市伏見区深草探訪
龍谷大学
深草キャンパス。
すぐ隣が警察学校。
勿論、コロナ禍の緊急事態宣言なので入りません。
それに関係者じゃないし、見るだけ。
スターバックスコーヒー店がある。
仏教系とは思えないぐらいキレイなキャンパス。
それにしても誰もおらんね。
中国料理 西海
龍谷大学深草キャンパスから師団街道沿いに藤森駅方面へ徒歩数分。
すると、ちもやんが学生の頃からある町中華の西海に到着です。
よく食べに行ったし、よくテイクアウトもしたもんだ。
当時、このお店に限っては、自分でお金を払った記憶はあまりない。
先輩によくおごってもらったお店の一つ。
特に先輩のかっくん。
持ち帰りの焼飯をしょっちゅうおごってもらってたわ。
麻雀やTVゲームの合間に先輩がそこにいる全員分のお金を出してくれて。
後輩がじゃんけんして買いに行くの。
曖昧ながら記憶だと、焼飯は500円で、大盛が600円だった気がする。
持ち帰りの四角い箱にずっしりぎっしりみっちりと焼飯が詰まってて。
これがもう店で食べる焼飯とはまた違うウマさがあったんよね。
箱の蒸らし効果?
その西海に久々の再会。
萌愛やな。
迷うことなく焼飯と皿うどんのランチセットを即決。
皿うどんは看板メニューだしね。
ここは肉丼とかなんでも美味しいけど、やはり、焼飯と皿うどん。
それにしても20年以上も経って、価格が当時とあまり変わっていない気がする。
この間、消費税も3%→5%→8%→10%と上がっているのに!
オープンキッチンだから調理や仕込みがライブで丸見えです。
目の前で海老の殻をすごい勢いで剥いてはります。
まずは皿うどん。
めっちゃビールが呑みたいけど我慢やで。
来た~!
着丼。
ちゃんぽんのスープベースで海老やイカも入った海鮮あんかけ。
リンガーハットの醤油が香るあんかけの皿うどんもモチのロンでウマいんだけれども。
やっぱり、青春の西海の皿うどんは思い出の補正もあるからね。
この西海の白色透明の海鮮あんかけがマイベスト皿うどん。
孤独のグルメの井之頭五郎さんが食べていた渋谷の長崎飯店の皿うどんもウマいよね。
高田馬場店はパリパリ麺とフライパンで炒めた中華麺とのハーフ&ハーフもあるんよ。
今もその堅麺と柔麺のハーフ&ハーフのミックスあるかどうかは知らんけど。
この長崎飯店は東京に用事があるときにハマったわ~、一時期。
でも、やっぱり、萌愛でマイベストは西海の皿うどんやな。
次いで焼飯。
一番ウマい焼飯。
具材もシンプルやけどウマい。
泣きそう。
やっぱり、食事をおいしく感じる大きな追加要素は二点。
・過去に経験や体験した味覚による記憶の喚起。
・そのときどきの食事のシチュエーション。
その点からも西海の焼飯は人生で一番ウマい焼飯かもしれん。
ウマいもんはウマい!
ところでしかし。
皿うどんも焼飯もどう贔屓目に見ても、どちらもミニサイズではない。
どちらも一品分の分量だと思われる。
ウマいから食べきれるけど、すんげー多いぞ!
このあと大丈夫かと心配になる。
それにしてもこれで税込1,000円とは恐れ入ります。(※2021年8月現在)
おいしかったし、心の中で何かが満たされました。
ご馳走様でした。
たまごかけごはんなかまの閉店に黙祷
お腹いっぱいじゃー。
京阪の藤森駅へ向かいます。
懐かしいお店が見えてきます。
たまごかけごはんなかま。
が~ん!!
どうやら閉店しているようだ・・・。
まあ、むしろ、生き残っている西海がすごいんやけどね。
この「たまごかけごはんなかま」は、ランチというより、深夜食堂でした。
それこそ朝方までやっているお店で、さっきの西海よりもさらに客層のあらくれ度数が高いお店でした。
夜中に酒を飲みながら定食をがっついている野郎どもがいっぱいで、客層に女っ気は皆無だったような。
ちもやんは基本的に金欠やったから、この店の屋号であり、最低価格帯の定食の「たまごかけごはん」ばっかり食べていたな~。
ほかにもいろんな定食があったんやけどね。
疎水沿いを藤森から稲荷へ
京阪の藤森駅から疎水沿いに折り返します。
この辺りは春になると疎水沿いに桜がとても綺麗です。
普段はこんな感じです。
でも、春は藤森から稲荷までの疎水沿いが桜並木の遊歩道となっています。
ちなみにこの辺りは深夜に歩くとなかなか雰囲気がありますよ。
ちょっとした肝試しコースでした。
学生時代、この辺りの疎水沿いを深夜に酔っ払って下着姿で半裸状態になっていた先輩(女)と歩いていたら、その先輩のゼミの教授とバッタリと鉢合わせしてしまい、すっごい怒られたことがあったな~。
先生も一緒になっと三人で酔っ払って歩いてきた疎水沿いを戻って、先輩(女)が脱ぎ散らかした服を一つずつ回収した回ったんだけど、全部は揃わなかったんだよね。
その先輩(女)は酒を飲むとホンマすぐ脱ぐ人やったんよ。
河原町とかで呑んで、ヘベレケで帰りの始発電車で帰るわけなんだけど、当時はハンモックみたいだった網棚によじ登って、これまた服を脱いでうつ伏せに寝そべったりするんよ。
それを下から見上げるとSMのなんとか縛りみたいに見えて大爆笑したり。
防犯カメラもあんまりないし、誰かにスマホで動画撮影されたりしない時代の話やね。
伏見稲荷大社
夢に出てくるくらい鳥居が続く神社。
年末年始は初詣の警備バイトで日銭を稼いだもんです。
稼げるけどめっちゃ寒いバイトやねん。
通称、稲荷バイト。
平日の昼間なんで余り参拝者もいませんね。
蒸し暑くてシャツが汗でもうビチャビチャになってる。
稲荷山を囲むように無限に続く鳥居。
歩くとけっこうな距離があります。
昔、この稲荷山を頂上まで登って、復路の下りで足を踏み外した当時の彼女が蒲田行進曲もびっくりの勢いで転がり落ちて行ったんですよ。
ちもやんも慌てて追い掛けたんだけど、彼女はなかなか転がり止まらなくてね。
たまたま少し離れたところにいた宮司さんも慌てて駆けつけてくれて。
彼女の顔や頭は無傷だったけど、鎖骨や肩周りはけっこうな打撲とすり傷やったな。
彼女はこの事故の数ヶ月前にも別のところで階段を転げ落ちて鎖骨を怪我しており、ちょうどそれが治った頃だったこともあって、なおのこと凹んではったな~。
無限に続く鳥居。
ね、夢に出てきそうでしょ?
これが途中で二叉に分かれたりします。
なんだか目の錯覚で催眠効果もありそうやな。
一つ一つの鳥居が個人や法人の奉納。
商売繁盛!
稲荷大神。
キツネさん。
このキツネとタヌキは日本の昔話の定番やんね。
どちらも人を化かすという共通点がある動物。
かねがね疑問があるんだけど、キツネっている?
いや、北海道のキツネは有名よ?
キタキツネ?
でも、本州にキツネいる?
伝承となった昔話のことを考えると、畿内を中心とする西日本の里山にキツネもタヌキもいっぱいおったんやと思うけどね。
タヌキはそれこそ畿内にも滋賀県の信楽とかそこらへんにいるよね?
山道を車で走っていると、特に夜とか何度も見たことあるし。
せやけど、キツネって、一度も見た記憶がないわ。
みなさんはどうですか?
ちなみにさっきの写真のポイントは稲荷山の序の口です。
今回はここでギブアップ。
おとなしく下山します。
駅前にコメダ珈琲店があったので、たっぷりアイスコーヒーで水分補給。
さっきのキツネをまったく見かけない問題。
コメダ珈琲店でスマホ検索すると、やはり、ホンドキツネというのが今も普通に山里にはいるらしい。
警戒心の差なのか、タヌキほど市街地に出てこないだけであって、昔話の定番で信仰の対象にもなるくらいだから、キツネが今も日本人の生活圏に近い野生動物であることは間違いないみたい。
まあ、猪や熊みたいなインパクトがないからニュースや話題にならないだけであって、普通に身近に感じている人もいるのでしょうね。
それこそ探せば稲荷山にもいっぱい棲息しているのかも。