彦根城&ひこにゃん
いざ、彦根城へ
天守が国宝指定されている五城のうちの一つが彦根城。
ほかは、姫路城・犬山城・松本城・松江城。
いずれも保存状態がよくて見栄えと趣のある名城ですね。
大阪城とか城内にエレベーターとかあるし~。
彦根城は、彦根駅から余裕で徒歩圏内。
ほぼまっすぐ道で、彦根市役所が見えてきたら、もうすぐ。
意外にもゆるキャラのひこにゃんが目に付かない。
もっと街中がひこにゃんだらけかと思ってたわ。
第一ひこにゃん発見!
遠足なのか、中学生が順番にベンチに座ってひこにゃんと写真撮影。
手作り感が満載のひこにゃんが萌愛。
彦根城のお堀といろは松が見えてくる。
せっかくなので、ぐるっと西側の京橋の方まで散策。
こっちが大手門の方みたいやし。
京橋は夢京橋キャッスルロードというそれっぽい街並みの商店街に続いている。
その京橋でお堀を渡って城内に入るとすぐに学校が見えてくる。
家老の屋敷跡に設立された学校みたい。
歴史や城好きの学生は毎日の通学で登城している気分やな。
なんかええな。
京橋まで行ったけど、城内を戻るように進み、結局は中山道の開通後に正門となった表門の方へ到着。
そこで玄宮園と博物館の入場券セットで1,200円の入場料をお支払い。
彦根城だけなら800円みたい。
入場後はなかなかの坂を登城することになる。
正直、これがけっこうキツい。
途中に売店や自販機があって、ここで小休止と水分補給。
それから廊下橋を天秤櫓(てんびんやぐら)へ渡っていく。
ちなみにこの天秤櫓への廊下橋を下からみるとこんな感じ。
時代劇とかで早馬が駆け抜けていくシーンが目に浮かぶ。
なかなか情緒溢れるスポットでござる。
この廊下橋の先にある天秤櫓は中を見学できます。
入場時にもらったビニール袋へ靴を入れて、櫓内を見学させてもらいます。
なんだか櫓の格子越しに火縄銃を構えたくなる気分。
さらに登城していくと茶店があらわれる。
いっぷくしていく人多し。
茶店の前には大きな時報鐘。
見晴らしもよく、鐘の音が城下に響き渡りそう。
最終コーナーの坂を登ると太鼓門櫓があって。
まさに最後の砦。
太鼓門櫓の内側の石垣はよく見るとけっこう雑なんよね。
やっぱり、外壁ほどは手を掛けていないみたい。
だって、キッチリピッチリと積み上げるのは大変やもん。
人間らしさを感じて萌愛。
そして、太鼓門櫓を抜けると、ついに彦根城本丸へ。
ひこにゃんがお出迎え。
でも、ひこにゃんにはちょっとどいてもらって、彦根城とご対面。
彦根城下を見渡します。
琵琶湖も見える~。
彦根城の本丸も中に入ることができます。
ビニール袋に靴を入れて、いざ入城でござる。
ごっつい鉄門が登場。
でも、実際にここまで攻め込まれた時点でもうアカンやろな。
切腹までの時間稼ぎくらいにはなるかもしれんけど。
城内の階段がこれまた段差も急で幅も狭い。
これはあれやな、見上げるとパンツ見えそう。
そんでもって、この階段はまあまあ恐い。
お年寄りの難易度はかなり高いかと。
こうなると大阪城のエレベーターも侮れない。
城内はめっちゃ涼しい。
日本家屋の涼をすごく感じる。
逆に冬はとんでもなく寒いやろな。
火縄銃や弓を放つ穴があちこちにある。
でも、やっぱり、ここまで攻め込まれてたら逆転は難しいやろな。
隅っこに設置されている像を発見。
井伊直政かと思いきや井伊直弼の像でした。
安政の大獄とか桜田門外の変の大老井伊直弼。
手すりにつかまりながら階段をどんどん上がると最上階へ。
歴代の彦根城主はここから城下町を眺めていたのかな。
さぞかし階段の上り下りが大変やったやろね。
金網とかガラスで外のテラスには出られません。
残念ながらお殿様ごっこはできませぬ。
野球場だか陸上競技場のスタジアムを建設しているのが見える。
まだまだ彦根市は元気やな。
忍者が待機して潜んでそうな天井。
もう上層階や隠し部屋はありません。
備品らしきものが置かれているくらい。
この下りがまた恐い。
角度が急で階段幅がめっちゃ狭いんよ。
上がってくる人とのすれ違いが恐いしさ。
靴下によっては滑るから裸足の方がいいかも。
帰り道は各フロアに立ち寄らないのでずっと階段を下るだけ。
鉄門をくぐって出城。
本丸を出てすぐのところにお土産屋さん。
いざ、玄宮園へ
玄宮園の前にお堀を周遊する屋形船の船着場がある。
約3㎞を45分ほどで周遊する。
ちょうどその屋形船がやってきた。
乗船するかどうか2秒くらい迷ったものの玄宮園へ。
だって、15分後の出港で45分やからね。
ここは時代劇の撮影の定番らしい。
徳川将軍役の俳優にとっては太秦よりも頻繁に撮影で来るところだとか。
高橋英樹がそんなようなことを言ってました。
お殿様の園庭そのまんまやな。
紅葉の季節だとさらによさげ。
今は春だから真緑やけど。
煎茶の体験もできるようです。
園庭から座敷で講習を受けている受講者の様子が丸見えでした。
逆にいうと座敷で園庭を眺めながら煎茶を楽しめるわけですな。
この玄宮園からも彦根城が見える。
バズーカのようなカメラと三脚で撮影している人たちもいます。
撮影というより趣味仲間とおしゃべりに夢中という感じやね。
ぐるっと園内を散策。
残念ながら高橋英樹はいませんでした。
ちもやんと同世代の英樹くんはだいたい高橋英樹の英樹から。
あと、秀樹くんの方は西城秀樹ね。
さて、もうめっちゃ歩いたし、ひこにゃんともお別れです。
ひこにゃんバイバイ!
退城します。
あっ!