十枚荘温泉から時之栖へ
富士すばるランド
富士山のふもとにある子供向けのテーマパーク。
アスレチックやら迷路やら小学生くらいまで全力で楽しめそうなところです。
ミニ機関車のような乗り物やちょっとした逆バンジージャンプみたいなのもあって。
ぐるり森大冒険というミニ迷路の施設があって、ここが一番人気みたい。
マスクを装着した子供がウジャウジャと集まっています。
迷路をクリアすると、ぐるりカードというポケモンカードみたいなの貰えて、限定のレアカードなんかもあるらしい。
長男坊(10)と次男坊(7)もサルみたいに何周も回って、富士すばるランド限定のレアカードと含む大量のカードをゲットしてました。
ちなみに11月末とあってけっこう気温が低い。
迷路やらアスレチックで走り回っている子供たちは気にならないかもしれないが、見守っている大人は足下から冷えてきます。
ランチは選択肢が殆どなく、センターハウスレストランという富士すbるランドの真ん中あたりにある施設くらいしかない。
ちもやんが子供の頃のサービスエリアの食事みたいなのしかない。
子供たちにとっては楽しく遊べる大満足のテーマパークだったようです。
車に乗ってからも「また来たい~!」と盛んに言ってましたから。
大量のぐるりカードを握りしめながら。
御殿場高原 時之栖
本日の宿である時之栖を目指します。
この辺りになってくると、どうやら子供たちも富士山の感動は薄れているっぽい。
車中から富士山が見えるとあんなに騒いでいたというのにね。
時之栖に到着するともう夕方。
駐車場の目の前がチェックイン棟で、済ませて中に入ると、ヴィラだらけ。
似たようなヴィラが続いており、番号を覚えておかないとわかんなくなりそう。
ヴィラの部屋には巨大なヌイグルミ。
夜になると施設のあちこちがライトアップされます。
ヴィラもなんか光ってます。
少し先の方で噴水がドバーッと吹き上がっているのが見えます。
なんかよくわからないキャラもいます。
王子様?
このとき次男坊(7)が迷子で行方不明となってしまうというトラブル発生。
調子の乗って前方を走り回っていたのだが、似たようなヴィラに囲まれている為、方向がわからなくなってどんどん奥へと迷い込んでしまったらしい。
ヴィラが立ち並ぶところは宿泊者のみで人が少ないのだけど、もし、イルミネーションの方まで走って行ったとすると、かなりの観光客の数だったので探すのが大変そう。
ホテルの方にも連絡して次男坊(7)の捜索依頼をする騒ぎとなってしまった。
結局、15分程して、ちもやんと長男坊(10)で次男坊(7)を発見。
チェックイン棟の傍にある橋の真ん中で泣いていました。
ここは、迷子になった地点の後方にあたります。
つまり、次男坊(7)はヴィラが立ち並ぶ一帯の外周を泣きながらぐるっと回っていたのでした。
似たようなヴィラばかりで暗かったから余計に恐かっただろうよ。
ただ、もう少し、この橋を渡りきっていたらチェックイン棟でホテルの人たちがいたんだけどね。
なにわともあれ、お騒がせの次男坊(7)を無事に回収。
イルミネーションの散策をしながら晩ご飯を食べに行きます。
さっきの遠くの方に見えた噴水はこの王宮の丘のやつみたいやね。
次男坊(7)の迷子でそれどころじゃなくなったけど。
このライトアップやイルミネーションはヴェルサイユの光というらしい。
カップルや家族連れの観光客もかなりいます。
なんやろう、大きな石碑があります。
この石碑からまっすぐにイルミネーションのアーケードが続きます。
すっごい人の数で、ちょっとした神戸のルミナリエみたい。
行き交う人たちはみんなマスクをしています。
今では当たり前の風景なんだけど、若いカップルとかデートもマスクで可哀想。
ここまで来る車中もマスクだったのかな?
晩ご飯を食べて、宿泊者専用の林檎の湯へ。
サウナもありました。
次男坊(7)曰く、この温泉浴場施設の前も泣きながら走り抜けていったらしい。
ホンマに人騒がせなやっちゃ。
日本一金魚水族館 水中楽園AQUARIUM
ビュッフェ形式の朝食後、チェックアウトしてから水中楽園AQUARIUMへ。
日本一の金魚水族館らしい。
昨晩のイルミネーション散策で発見し、子供たちが行きたいというので、時之栖を出発前に立ち寄ります。
時之栖美術館との併設のようです。
10時のオープンまで目の前の人工池にいる巨大金魚を観察します。
もうね、どいつもこいつもデカくて鯉と見まがうばかりです。
そんこんなでオープンと同時に入場。
同じようにチェックアウト後にやってきたという感じの来場者がけっこういますね。
入ってすぐに金魚すくいコーナーがあって、子供たちは釘付け。
でも、準備中ということで帰りにということで進みます。
館内は思った以上に金魚だらけです。
お相撲さんの祝勝会でお酒を呑むような漆器のさらに巨大版。
金魚の視力がどの程度か知らないけど、水中のどこもかしこも赤くて発狂しそう。
赤くないフナみたいな金魚。
壁には金魚の系統図による解説も。
やはり、鮒がスタートみたいね。
子供の頃、釣りといったらフナだったな。
田畑に水を引く用水路とかで、ご飯粒を付けて。
金魚すくいの定番の和金は派生のけっこう初期なのね。
金魚サミットやシンポジウムもあるみたい。
弥富市は金魚の生産地として有名やもんね。
あと、大和郡山市とかね。
このコロナ禍で金魚すくの市場は大打撃やろうな。
お祭りや縁日が開催されないことにはね。
カメラのフラッシュは厳禁なのである。
飼育環境が良好なのか、そういう種類なのか、どの金魚も丸々と肥えている。
それと金魚って、活発にすいすいと泳ぎ回るような感じがないよね。
どっちかというと泳ぎは下手なのかもしれない。
金魚すくいなるものが証明しているかも。
あと、パクパク、パクパクと金魚の動く口を無心に見つめていると、いろんなことが忘却され、ストレス解消になりそう。
所謂、同じ観賞魚でも熱帯魚なんかが与えてくれる癒やしや所有欲と、金魚のそれは随分と異なる気がする。
埴輪と招き猫だろうか?
手作りなのかな?
水苔なんかの汚れに年季が感じられていいね。
輪島塗の桶に金魚。
江戸時代の金魚鑑賞はこんな感じだったのでしょう。
当時、ガラス製の金魚鉢はあったのかな?
まあ、あったとしてもビードロとかギヤマンと呼ばれていた頃だから、超高級品でしょうな。
時之栖美術館も併設されているようであります。
詳細はわかりませんが。
天井から吊り下げられた大量の金魚のオブジェ。
なんだか金魚が空中を漂っているようです。
「渋谷金魚」という漫画を思い出してしまった・・・。
水槽内の金魚の口パクパクを眺めて忘却させようとしたけど、余計に想起されて無理でした~。
なぜか突然のニモの登場が萌愛。
カクレクマノミ。
お陰で空中を浮遊する金魚のことを忘れることができました。
金魚関連を中心にしたけっこう大きな書籍コーナーがあって、クラゲが展示されたブースもあったり。
水族館よりも観客が少なく、じっくりと水槽にしがみついて観察できることもあり、子供たちも楽しめているようです。
俺のイタリアンならぬ俺の美術館。
俺のシリーズやね。
いよいよ最終コーナーあたりです。
この辺りは外気が入ってくる半分屋外になってきました。
水中楽園AQUARIUMは意外に盛りだくさんの施設です。
最後に子供たちが一回ずつ金魚すくいです。
デメキンとかそれぞれ2~3匹をゲットしてました。
持ち帰るか、スーパーボールにするか。
これから車で移動して沼津港深海水族館だから選択の余地なくスーパーボール。
次男坊(7)はちょっと不満そうでしたが。
この時之栖は次男坊(7)の迷子事件という強烈な記憶が刻まれましたとさ。