100年オムライスの北極星(心斎橋本店)

北極星 心斎橋本店(大阪難波

雨がしこたま降る心斎橋。
やってきました北極星の心斎橋本店。

北極星 心斎橋本店

ちもやん世代の関西人にとって若かりし頃のデートコースの定番。
お手頃な価格で町家風のそれなりの雰囲気を演出してくれるというありがたい洋食店
オムライスしか食べたことがないけどな。

北極星 心斎橋本店 座敷

古民家の座敷で座布団に座って食べる洋食というのがおもしろいよね。
和室でオムライスが萌愛やな。

北極星 心斎橋本店 一番奥の座席

スタンダードなオムライスと決めているものの、メニューも一応は見たふり。
オムライスセット推しみたいやね。

北極星 心斎橋本店のメニューの一部

花印の第1位はやはりチキンオムライス。
これのラージいっとこう。

雨が滴る中庭を眺めながら待ちます。

北極星 心斎橋本店 中庭

雨の中庭の風情を眺めていると、なんかちょっとした文豪気分やわ。
それにしても100年か~。

北極星 心斎橋本店 100周年

100周年記念でチキンオムライス100円引きでした。
ビールも100円引きみたいやけど止めとこう。

やってきました。
100年オムライス。

北極星 心斎橋本店のオムライスラージサイズ(税込1,200円)

オムライスの匂いがめっちゃする~。
これはバターを炒めた匂いか!?
・・・と思いきや、メニュー表には赤い字で「バターライスにはマーガリンを使用しています」と正直に表記されている。

さすがは老舗やな。
船場吉兆もこのくらい堂々としてたらよかったのにね。

北極星の100年オムライス

いただきます。

なんや、あれや、いろいろと懐かしい。
初々しいデートをしていた頃の記憶がフラッシュバックするね。

今みたいにスマホとか無いし、PHSや携帯が大学の頃に普及し始めてたか。
基本的に相手の親兄弟が出るという前提での家電やったよね。
自分がどこの何者かをちゃんと名乗って取り次いでもらうみたいな。

デートは待ち合わせ場所と時間もちゃんと決めて。
待っている間、駅の改札口横の連絡用の黒板をなんとなくチェックしたり。
だいたい「XYZ」っていたずら書きされてて。

そんなこんなのオムライス。
ラージサイズでも余裕やったな。

ケチャップは赤い攻撃的なやつじゃなくて、かなりマイルドな酸味のもの。
チキンライスもバターライス(※マーガリンライス)という感じ。
そして、紅生姜が関西っぽい。

あと、北極星のオムライスを一番よく食べたのは大阪駅隣接の大丸梅田にあった店。
大丸梅田店の方はデートで行くような雰囲気の店ではなかったような。
まだあるんかな?

もう100年続きますよう。
ご馳走様でした。