生きた昆虫に触って学べる
次男坊(7)のリクエストでササシマ昆虫ワールド2022へ。
なんかドラえもんの映画みたいなタイトル。
ささしまライブは名駅からあおなみ線に乗る程でもない。
かといって、歩くと意外とあるんだわ。
でもって、超、暑い。
コロナ禍で入場制限もあって、ビルの前ですでに大行列。
この辺りは日陰だし、都心部の割に風通しも良いのでなんとか耐えられる。
パパさん、ママさん、お疲れ様です。
日向と日陰の体感温度差がすごい。
肌が痛いほどの直射日光で太陽と地球の距離が近付いているんじゃないかと思うほど。
大気中の水蒸気だか雲が少なく、太陽光線を遮るものがないんやろね。
ひと昔前は雲一つない青空とかいってうれしがっていたけど。
今は行き過ぎているのかもね。
ビルのフロアのあちこちでキャンプ用品の展示営業。
昨今のキャンプブームはたいしたもんやね。
キャンプそのものよりもファッションやインテリアの方向からキャンプ用品にハマるパターンも多そう。
映画ゆるキャン△の興行収入はどうなのかな?
ちもやんは楽しめたけど。
女子高生じゃなくて大人になった時代設定というのも良かった。
でも、男性キャラの存在を感じさせないというか、寄せ付けない世界観も継続。
ビル内に入っても会場まで行列は続く。
でも、エアコンの冷気で大助かり。
ここでもキャンプ用品が設置され、展示営業されている。
やっとこさ会場に入場してもジグザグの行列は続く。
すげーな、ちびっ子たちの昆虫人気。
女の子も男の子と同じくらいおるし。
会場内に入ると、スクリーン映像や雰囲気もあって、次男坊(7)もウロウロせずにおとなしく集中している。
会場のメインは、ヘラクレスオオカブトを始めとするカブトムシたちを触れるブース。
ここのブースに入る順番待ちの大行列なわけだ。
入場の直前にはお兄さんお姉さんが大声で何度も重要事項の説明をしている。
要約すると「ヘラクレスオオカブトはマジで気を付けろ!血が出るぞ!」と。
ちびっ子は勿論ながら大人が想像している以上の超絶パワーらしい。
普通のカブトムシのパワーとちゃうからホンマに気を付けろと。
ブースに入る直前のちびっ子たちには持ち方の直接指導もしている。
そして、やっとこさの入場。
いきなりのメインディッシュのヘラクレスオオカブト。
躊躇なく捕まえようと次男坊(7)は手を伸ばしている。
すんごいデカい。
ツノのところやボディの光沢がバイオリンとかの楽器みたい。
鳴き声じゃなくて、ボディや間接が擦れてガキガキ、ギチギチと鳴っている。
ちびっ子たちはよくこんなもんを触れるな。
ちょっとコワイぞ。
これまたデッカいクワガタ。
一通り、すべて触っていく次男坊(7)が勇ましい。
真っ黒なのは日本のクワガタに近いからちょっと親近感がある。
けど、やっぱりデカい。
青緑色に光っているクワガタ。
たぶん、大スクリーンで紹介されていたニジイロクワガタ。
日本のカブトムシやクワガタと同じくらいの大きさでも色がちゃうねん。
青や緑のクワガタなんか日本にはおらんし。
キン肉マンの最強超人の一角のマンモスマンみたいなヤツも。
カブトムシかクワガタかもわからん。
最後のコーナーは日本のカブトムシとクワガタ。
興奮したちびっ子たちのクールダウンみたいな感じでしょうか。
こうやって改めてみると、やっぱり、和という感じのフォルムが萌愛なカブトムシ。
ちょっと赤茶が強く入った赤カブトやね。
そういや赤カブトという熊がいたな。
銀河-流れ星-銀。
日本固有のカブトムシって一種類?
クワガタはけっこうな種類がいるよね?
日本のクワガタのイメージ代表といえばやっぱりノコギリクワガタ。
次男坊(7)に捕まってたまるかと威嚇しまくるノコギリクワガタ。
「触んなや!オラー!」
「ギャーッス!」
油断した次男坊(7)がノコギリクワガタの足の鉤爪にやられる!
樹木にしがみつくパワーを持った六本の足の鉤爪。
痛い痛いといいながら引き剥がそうとするも苦戦中。
ノコギリの角(アゴ?)に挟まれないよう警戒していたら、油断して指に足を巻き付けられてしまったらしい。
このあと、鉤爪にやられた次男坊(7)の指からピューッと血が滲む。
ええ~っ、次男坊(7)よ、最後の最後に国産のノコギリクワガタにやられるの?
人生あるあるやね。
お触り可のブースをあとにすると、あとは展示コーナー。
外からブースを見るとこんな感じ。
このブースは中をさらに3~4のコーナーに仕切られている。
3分だか5分ごとに次のブースに親子で移動していく。
うちの次男坊(7)は最終コーナーのノコギリクワガタにやられたわけだ。
展示コーナーは少しだけ。
ケースに入っており、触ったりはできない。
幼虫とサナギの展示も。
こんなに変身するなんて昆虫って不思議すぎる。
絶対、古代の地球に飛来してきた地球外生命体だよね?
ウルトラマンのバルタン星人みたいなもんやと思う。
何万分の一かの確率で生まれてくる雌雄同体のレアなヤツも。
うれしそうに説明してくれる係員。
その興奮具合からレアなことが伝わってくる。
マニアやペットショップが人為的に生み出しているとかだとイヤやな。
あり得そうなのがコワイ。
おしまい。