健康診断の内視鏡検査で生検

え?胃がん

健康診断で胃カメラ検査。
鼻からの内視鏡
もう何回もやってるけど慣れん。

「早く終わってくれ~!」
と自律反射の嘔吐感を耐え続ける。

「ちょっとモニターを見てくれる?」
「見える?これ生検しますね?」
と検査技師。

部分的に胃壁が赤くなってて、その縁に白いクリームみたいなのも見える。
どうやらその病変に癌の疑惑があって、生検という細胞を採取するという流れへ。

でも、この段階では癌かもしれない動揺よりも、早くしてくれが圧倒的に勝る。
検査技師が手元の器具をジャコジャコ操作しているのを苦しさの涙目で眺めるばかり。

やっとこさ生検が終わって、その後は病変の説明と幾つかの問診を受ける。
生検は念の為であること、気になる胃部の違和感が最近あったかどうかなど。
生検の結果は二週間後で、今日は生検したからアルコール禁止との宣告。

診察を終え、病院の受付でもらった食券で近くの喫茶店へ。
昨晩から何も食べてないし、喉渇いたし、それにちょっと落ち着きたく。

茶店

3~4つの指定メニューの中からハムサンドをなんとなく選択。

サンドウィッチとカフェラテ

普段はカフェラテなんか飲まないけど、ブラックよりは胃に優しい気がして。

茶店の店内

水分補給と軽食でだんだん落ち着いてくる。
すると、自分が癌かもしれない可能性が数%でもあるという事実に動揺し始める。

問診で言われてみると、そういえばこのところ胃の違和感があった気もしてくる。
昨年の健診でも生検はなかったものの胃炎の診断だったし。
この数年はずっと逆流性食道炎もあるし。

ああ、とうとう胃が限界に達したのか?

だんだん悪い方へ悪い方へ思考が向かっていく。
気持ちを切り替えて仕事へ戻るも帰宅後はさらに不安が悪化する。

帰宅後の夕飯もロクに喉を通らず、タマネギサラダを食べるので精一杯。
にもかかわらず、生検したのにお酒を呑んじゃった。
それもビールじゃなくてハイボール

なんだか呑まなきゃやってられん。
そして、酔っていろいろとグーグル検索するという典型的な愚行へ。

胃がんの検索画像とモニターで見た記憶とを見較べたり。
生検の癌確率を調べてみたり。
アカンパターンへ突入。

くっ!!
萌愛がたりない!!