中之島ビーフサンドとエースコックのワンタンメン海鮮だし塩ラーメン
今日は朝から道端でデッカイ男性物の財布を拾ってしまった。
きっと夜中に酔っ払って落としたんやね。
仕事に向かう途中の交番に立ち寄ると無人の交番。
内線電話でご用件をというやつ。
これは時間が掛かるわと判断せざるを得ない。
朝やし申し訳ないけど財布を持ったまま仕事へ向かうことにする。
その道すがら連絡先のわかるものがないか失礼ながら財布の中を拝見すると、さっそくそこそこの現金を発見し、ちょっとばかり邪悪な気持ちが頭をよぎってしまう。
免許証やらクレジットカードやらキャッシュカードで持ち主が判明。
だけど電話番号がわからない。
診察券やら健康保険証もあるけどすぐに連絡方法が見つからない。
免許証やらで自宅はわかるんやけどね。
とりあえず財布を拾ったことだけでも伝えてあげたい。
仕方がないので健康保険証に記載されている勤め先であろう会社へ電話する。
財布を拾って健康保険証からここへ電話をしていることを伝える。
するとしばらくしてから財布の持ち主の上司から電話が入る。
本人が現場に入っていてすぐに電話ができないからとご丁寧な電話。
昼頃に本人から電話させるとのこと。
上司がわざわざ電話してくるなんてちゃんとしている会社やと思ったよ。
本人からも電話があって、お互いに仕事が終わってからの受け渡しで決定。
夜になって無事に財布を返却することができましたとさ。
財布に入っていた現金をお礼に渡そうとされたので丁重にお断りしました。
それにしても免許証や健康保険証とかすべてを財布に入れるのはリスクが高いよね。
ファイナンス情報と生年月日やらの個人情報が全面的に直結しちゃうから。
むしろ、財布に入れるなら自分の会社の名刺やろうか。
キャッシュカードやクレジットカードの名前とその名刺で連絡できるし。
免許証では生年月日やら自宅住所とか個人情報が多すぎるわ。
まあ、そんなこんなで随分と遅い時間の夕食というか夜食。
こんな時間に食べるのもどうかと思いつつ。
仕事の途中に買っておいた中之島ビーフサンドがババーンと登場。
ホンマかどうかしらんけど松阪牛100%やで。
そんでもってカツサンドではななくビーフサンド。
ビールを「プハーッ!」とやりながらビーフサンドをパクパク。
するといつの間にかもうない。
井之頭五郎じゃないけどもお腹が減っていてぜんぜん足りない。
夜遅くに戸棚をゴソゴソと漁るとカップ麺を発見!
これはアカンパターンに突入の予感。
でも、止められない止まらない。
関西出身のちもやん。
エースコックの袋めんのワンタンメンはインスタント麺の原点の一つ。
九州人にとってのうまかっちゃんみたいなものやね。
そのワンタンメンの珍しいカップ麺があったから購入してストックされていたもの。
4ちゃんTVとエースコックのコラボラーメンみたいね。
アサリ・ホタテ・牡蠣・しじみの4種の海鮮だしとのこと。
今こそ食す時であるとの神のお告げに違いない。
勢いと衝動に身を任せつつ、どこか背徳感を覚えながらお湯を沸かす。
お湯が沸くまでに猶予はあったんだけど、食べる意思決定は覆らず。
上蓋を開けてお湯を注いでしまう。
ルビコン川を渡ってしまった。
もう引き返せない。
お湯が沸くまでに冷静になってストップをかけられるときもあるんやけどね。
本当にたまにやけど。
上蓋をバリッと剥がして、いただきます。
んんっ?
ワンタン?
エースコックのワンタンメンのワンタンは具がないワンタン。
そんなのは当たり前で子供の頃からずっとそう。
ビラビラのあちこちが破れたり欠けているなんちゃってワンタン。
それなのに明らかにこのワンタンには何かが包まれている!
黒い三連星ことワンタンが三つ!
なんだか内臓が透けて見える何かの海洋生物みたいでもある。
余りの衝撃にちょっと冷静になろう。
冷蔵庫から桃屋のメンマ瓶詰を取り出して投入してみたり。
改めて、いただきます。
まずはスープ。
いやいや、ウマし。
アサリ・ホタテ・牡蠣・しじみはわからんけど、確かに貝だしっぽい。
いつもの袋めんのスープとはぜんぜんちゃう。
でも、インスタントとはいえちょっと頼りない麺を独特なあっさりスープで食べるエースコックのワンタンメン感がめっちゃ共通している。
そろそろ黒い三連星ことワンタンに挑むことにする。
ガイア、オルテガ、マッシュと次々に平らげていく。
なんだか内臓が透けて見える何かの海洋生物みたい。
噛むと「ジャミッ」となんかの調味粉の味がダイレクトに舌を襲撃してくる。
これは「風」やな。
具がある「風」のエースコックのワンタンメン。
まさか皮だけじゃないエースコックのワンタンメンを食べる日がくるとはね。
そういえば、袋めんのワンタンメンやけど、半熟に茹でた玉子がめっちゃ合うねん。
途中で玉子の黄身を破いて麺とスープにからませるとウマし。
インスタント麺の中でも調理中の生玉子の投入というチョイ足し効果が際立つ。
そう思うのはきっと子供の頃から食べているソウル・インスタント麺やからやろうな。
ご馳走様でした。