秋吉の「純けい」と「やきとり重」
大学生の頃、たいへんお世話になった秋吉。
やきとりの名門。
学生のお財布にも優しく、カウンター席で大人になった気分が得られるんよね。
よく先輩におごってもらったわ。
社会人になってみると、意外と見かけないお店。
少しずつ店舗数が減っていっているのかな。
もっと店舗が増えてほしいお店の一つ。
店舗入り口の横にオガ備長炭の箱が積んである。
いざ、入店。
基本的に5本セットでこんな感じの値段である。
20年以上が経過したというのに変わらず安いわ~。
この間に消費税が5%→10%というのを考えると企業努力に頭が下がります。
ちょっと小ぶりなんだけど、逆にそれがいい。
複数で訪問しても小皿の上に箸でグイッとバラすようなサイズじゃないんよ。
5本セットだし、生ビールのジョッキを持って、好きにガシガシいこうぜみたいな。
それに小ぶりだから、2~3人で行くといろんな種類が食べられる。
ガシガシと本数を食べる喜びと満足感が得られるお店です。
メニューのなかでも圧倒的におすすめは純けい。
ちもやんはこの純けいだけでも満足できる。
なぜか、他のメニューより圧倒的に旨いんよね。
こんな感じで小ぶりなのが5本。
カウンターの上部の保温できるところに並べてくれる。
玄関に置いていたオガ備長炭で香ばしく焼きあがっています。
いただきます。
カラシをたっぷしでガシッとやるわけですよ。
そんでもってビールをグイッとやってプッハーです。
この純けいが歯応えがあって、ジューシーで、独特な旨さなんよね。
ギュムギュムと噛むとコラーゲンだか脂が染み出してくる。
純けいってメス鶏のことみたいだけど、若くはないというか、熟女な気がする。
若い頃に秋吉でこの熟女の虜になった人は多いと思うわ~。
ちもやんもそのうちのひとりである。
あと、やきとり重。
もはや思い出のやきとり重ともいえる。
七味や山椒をパラパラッとやって、四角いお重を持って、掻っ込むの。
これがもう思い出補正やらも相まって萌愛でウンマイのなんの。
生ビールと純けい10本とこのやきとり重で消費税を払っても「2,000円以下」やで。
ありがたいことであります。
ご馳走様でした。