技能実習生と日本人との恋愛と婚姻の事情

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技能実習生と日本人との恋愛事情

職場から発展する恋愛

技能実習生が日本人とお付き合いをするきっかけになるのは職場が同じというのがやっぱり多いです。

来日する技能実習生は適齢期であることもあって、職場での交流を通じ、異性との交際や恋愛に発展することは決して珍しくありません。

はるばる来日している技能実習生は、職場以外の人間関係が殆どありません。
せいぜい同じ時期に入国してきた同胞がいるくらいであり、休日に遊ぶ地元の友達的な人間関係もありません。

その為、職場で知り合った方が日本での交友範囲の基本となり、終業後や休日にどこかへ一緒に遊びに行ったりすることで異性との交流ができてくるようです。

そうして中にはめでたく結婚まで発展していくケースが出てきます。

技能実習生が満了帰国をする時の空港の見送りで、自分のところの従業員が見送りに来ていることに驚いて、二人がお付き合いをしていたことに気付く経営者や管理職の方も多いです。

「君、仕事中にこんなところで何をしとるんだ?」
「いや、有休をもらって、その、彼女の見送りに・・・」
「ん~、もしかして結婚するのかね?」
「そのつもりで二人で話し合ってます」
「もっとはよ報告せんかい!」
「えへへ・・・」

みたいな空港のシーンはけっこうありますよ。

 

結婚にまで発展する組み合わせ

技能実習生(女性)と日本人(男性)のパターン

はっきりいって、かなり多いという印象です。
技能実習生を修了した帰国後も日本人男性との恋愛関係が続いて結婚まで辿り着くケースも考えられます。
その為、最終的に女性の技能実習生全体の5~10%近くあっても驚きません。

技能実習生(男性)と日本人(女性)のパターン

結婚まで辿り着くのは余りないという印象です。
男女差と言ってしまえばそれまでなのですが。
技能実習生の男性と女性の日本語力の差が理由というのはありそうです。
一般的な傾向としてやはり女性の方が日本語が上手ですから。

恋愛から結婚の手続きへ

一番多いのは、技能実習生が在留中に入籍を済ませてしまうというものです。

そして、技能実習生が満了帰国する時に合わせ、渡航して家族へ挨拶に行ったり、結婚式をしたりするようです。
その後、改めて配偶者ビザで日本へ再招聘をするというのが一般的でしょうか。

あとは、技能実習生の制度上はあまり好ましくありませんが、入籍後に技能実習生が在留中に配偶者ビザへ変更してしまうというものです。

この場合、帰国しなくて良いというメリットはありますが、相手のご両親のことを考えると一旦は帰国してから配偶者ビザで再招聘するという方がセオリーな気がします。

また、技能実習中なのにビザを強引に切り替えることもあります。
しかし、お互いの気持ちが合意して入籍も済ませているのなら、何をそんなに慌てて配偶者ビザに切り替えているのかな、という印象を周囲に与えてしまいます。

 

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国際結婚の手続きは慌てず慎重にしたいものです

 

日本語能力試験N4の技能実習生のケース

結婚したいという日本語の重みの相違によるすれ違いの始まり

日本語能力試験はN1~N5まであり、その人の日本語能力を証明する一つの指標となります。

N4の日本語レベルはというと、なんとか日常会話や日本語の基礎が理解できるようになってきた段階です。
まだまだ込み入った日本語の会話は難しいともいえます。

こんなケースがありました。

ベトナム技能実習生男性のNくんと彼の職場の同僚である日本人女性の既婚者で中学生くらいのお子さんがいらっしゃる方のケースです。

職場やプライベートで交流するうちに恋愛に発展し、二人が交際する中で結婚したいというキーワードがあったのでしょう。

もともと家庭がうまくいっていなかったのか、日本人女性は配偶者と別居中でお子さんと二人で暮らしていました。

そのような状況もあってか、日本人女性はNくんとの交際を機に離婚を決意したようでした。

その後、日本人女性はNくんを伴って法律事務所へ行き、国際結婚の手続きを相談し、最短で一緒になれるよう依頼をしました。

しかし、当のNくんは法律事務所でのやりとりについて、結婚の相談ということは理解できていましたが、その他の詳細部分の日本語はあまり理解できていませんでした。
というのも、まだ二人は交際が始まって2ヶ月あまりだったからです。

国際結婚の手続きを受託した法律事務所は、最短で一緒になれるよう入籍と配偶者ビザへの変更手続きを進めるべく、Nくんや職場に必要書類への署名や捺印をどんどん求めていきます。

いつか結婚できたらいいねと今すぐ結婚したい

ここでNくんも会社もいろいろ気付きます。
勿論、Nくんもいつか結婚できたらいいな、という気持ちに偽りはありません。
ですが、彼にしてみればまだ交際して2ヶ月あまりです。
それに技能実習中の身であり、母国の家族にも現段階ではまだ相談すらしていません。

一方の女性側は、Nくんの拙い日本語を額面通りに受け取って、すぐにでも結婚してNくんと一緒に暮らしたいという気持ちが先行してしまっていたようです。

会社の職場も同じだし、お互いにまだ時間はあるのだから、慌てず少しずつ二人で将来のことを話し合うよう社長ご夫妻が双方を諭すことで一旦は落ち着いたようでした。

 

技能実習生はビザの期限しか日本に滞在できません。
つまり、期間が有限であるゆえに双方の加速がつきやすいのかもしれません。
だからこそ恋愛が始まると萌愛マシ!